魔界ラジオ 2002年6月27日収録
【青の時代�＼弔海週�重な色だった 】
「青」について
…昔の人は青色を
何で作っていたか
絵の具で出すの
ずっと昔は、
青色は貴重品でね
宝石のﾗﾋﾟｽﾗｽﾞﾘを
粉にしないと青色
が使えなかった。
値段高いにゃ
絵画でも青色は
天使や高官の服に
一部塗られたのみ
…単調な青だった
から青の深み表現
は出来なかった。
いつから色々な
青が出てきたの？
薬の調合師がね
偶然に作ったんだ
恐らく銅の化合物
ﾌﾟﾙｼｱﾝﾌﾞﾙｰと呼ぶ
濃い青が出来た…
※シアンの名前の
由来にもなった。
しかも安いにゃ
σやがて世界中
にも青が広がって
絵画に青の自由が
入り込んだのさ。
青は偉いにゃ
【青の時代�⇒�色に日本の青がある。】
日本にも青色
は無かったの〜？
藍色が有った
…染料の技術から
絵の具顔料として
浮世絵にも使われ
北斎が描く富士に
藍色は欠かせない
ﾌﾟﾙｼｱﾝﾌﾞﾙｰは？
『ベロ青』と
呼ばれてたけど、
日本の風土には藍
がもてはやされた
不思議だにゃ。
江戸時代に贅沢
禁止令のお触れが
出た時…服の色が
派手だと[贅沢]と
見なされたらしい
厳しいにゃ〜
そこで地味だが
風情のある藍染が
大人気になった。
だから今でも
藍染は有名だにゃ
σ現代の日本に
藍色の空は戻って
くるだろうか…？
空色薄いにゃ
広い海の蒼さも
星空の碧さも違う
【青の時代��自我を収束して内在せよ 】
子供の描く絵
には青が少ない。
いちばん赤が
多く使ってるにゃ
クレヨン等の
減り具合を見ても
その差は歴然だ。
どうしてにゃ？
新生児の俗称は
赤ちゃんだよね。
人間はまず最初に
赤色が見えるんだ
だから名前が
赤ちゃんなのにゃ
玩具用品にも
赤色は多用される
なるほどにゃ〜
幼少期を過ぎ
自我が目覚める頃
に子供たちは青を
中心に描き始める
時期が来るそれが
【青の時代】だ。
一面青だらけ
全体的に青を
使って表現する事
…それは[自我]が
収束する時期だよ
赤から青にゃ
自分を見つめる
色が青なんだよ。
心の内面と葛藤し
[自分は何なのか]
を考える色が青。
複雑なのにゃ
φ(ﾟДﾟ )ﾌﾑﾌﾑ…その昔、絵の具(顔料)としての青はとても貴重で、宝石を砕かないと
綺麗な青を作ることが出来ませんでした。ラピスラズリは何世紀もの間、
アフガニスタン北部の山脈にある乾燥地帯でのみ採掘されており、
金よりも貴重だと考えられてきました。ラピスラズリは海路でヨーロッパまで
運ばれてきたため「海を越えた色、ウルトラマリン」と呼ばれたわけです。
藍染めは奈良時代から続く歴史があり、藍による染色を愛好する人もいる。
海外では“Japan Blue”と呼ばれることもある（広重や北斎などの浮世絵の
藍色をさして同様に“Japan Blue”あるいは“Hiroshige Blue”と言うこともあるが、
これは正確には藍ではなくベロ藍（紺青）である）…ウィキペディアより。
アイの葉は古来より薬用植物として解熱、解毒や抗炎症薬等に用いられており、
江戸時代にはクモやヘビなどの毒を持つ生き物に咬まれた傷の治療に
用いられていた記録が残っている。 草鞋の紐に蛇除けの藍が使われたことも。
青の時代は、ピカソが有名ですが西洋絵画において「青」は高貴な色であり、
憂鬱さや貧しさなど、「負のイメージ」で使われることはあまりなかった。
「青の時代」のピカソは、「あえて高貴な色である青で憂鬱で悲しみを描き、
そこから深い精神性を表現しようとした」という説もあるそうです。
テレビ番組で紹介されていた物を自分なりにまとめてみたつもりでしたが
『自分を見つめ直し、外界との違いを考えさせられる色』が青色であると
伝えたかったイメージだけが残っています。青は藍より出でて藍より青し。
この頃の自分よりも、もっと心の中の青が変化したのでしょうか。
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