うーん。
ホントに芸大は、天才的な人材を集められているのだろうか。
美大の試験は、主に、どの学部でも
デッサンと、その専攻科の専門性を入れたもの
例えば、デザインであれば、平面構成、日本画なら水彩。。。というようなのが課題になる。よく、個性だの芸術性だのって言われるが、そういうのじゃない。
正確に、精密に行う作業をどこまでできるか。。。ということだ。
数学の計算を何百回も重ねるようなもの。
で、
昔々、美大はどこもものすごい競争率だった。
20倍は当たり前、30倍なんてのもあった。
30倍というとちょい、いろいろ学ぶものがある。ザクッと見渡して、目に入るのは、せいぜい10人。この中で一番うまいのが自分。それが10倍クオリティ。
でもトイレに行くと、部屋の中の人たちの作品が見える。20人ぐらい。でも、30倍はこの中で一番うまくても受からない。よその部屋にいるかもしれない、決して間違いを犯さない、架空の人よりうまくなくては。ということは、誰かと比べてというのではなく、絶対的に「正しい」解答の集積であること。
これが30倍。
で、芸大の油絵はコレが50倍。
今は美大の定員が増えて、倍率も下がった。でもなお、芸大は昔と変わらない倍率を維持してる。。。
もちろん、こんなのが、現役で受かるはずがない。
ほぼ全員浪人。６浪だとか８浪がいるらしい。
文科省から、現役が何年もゼロって、おかしいとモンクがあったそうだけど、
無視したらしい。
すずめが芸大落ちて、タマビに入って最初の衝撃
ヘーイ彼女、ケンキューショ、どこ？
現役でも皆、研究所っていう予備校に通ってるワケだ。
イナカのアベデッサン教室から来たすずめはビビったんだった。
で、
今もその伝統？は続く。
お茶ビ シンビ ドバタ
っていう研究所がある。ココの芸大入試通過者作品を見ると面白い。
例えばデザイン
圧倒的な画力の凄さ。
だけど、構図は皆、同じ。
ざっくり、課題のテーマをど真ん中に持ってくる。
シンメトリー
少し上めに、中心をもってくるってのも同じ。
毎年同じ。
（この違いは、ムーブメントを作ったり、非対称やら大きな面積を作るなど、バリエーションの大きなタマビやら、他の私大通過者の作品群と比べると明らか）
いずれにしても、
こういう画一的な訓練を重ねているというのが、芸大受験勉強なワケだ。
もちろん、普通の学生が受けて受かるモンじゃないのは、確かだけど、
ホントに天才を識別できてるんだろうか。。。
しかも、イマドキ、何年も浪人する。。。
受験勉強（芸術ではない）を七年もやる？？
どういう人材になる？？ホントに天才？？
ちなみに、芸大で、唯一、
現役が受かるところ、しかも予備校の試験じゃ見積もれないところが、
先端芸術。
この子も先端芸術らしいね。
■藝大生の「天才性か！」入学式に看板持参した�狷讃貲砲蠅量埃圻瓩�登場 三つ折りで運搬「優しさ指数高め」
(ウィズニュース - 04月08日 07:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=6915302
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