HMVのポイントがけっこう溜まってたので「エクソシスト」「エクソシスト2」のブルーレイ買っちゃいました。
で、今日は「エクソシスト ディレクターズカット版」を鑑賞。
2000年のちょうど今頃に上映されてたのを観て以来なので、19年ぶりの対面ですね。
例のスパイダー・ウォークやらラストシーンやら、私にはどうしても蛇足にしか思えないんですが、悪魔払いの儀式の途中で交わされるメリン神父とカラス神父のやりとりは秀逸だなあと改めて思いました。
「なぜ、あんないい子が選ばれてしまったのでしょう?」
「我々を絶望させるためだ。我々が、神に愛されるに価しない醜い存在だと思わせるためだ」
「善」を貶め堕落させるための、「邪悪」の作為。
これ、実は監督のウィリアム・フリードキンが忌み嫌った「エクソシスト2」のテーマでもあるんですよね。
表現方法は違えど、正編と続編はちゃんと根っこでは繋がっているのでは、と、このディレクターズカットは思わせてくれます。
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