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2019年12月15日21:28

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忘年会スルー

先週の金曜日、職場の忘年会も終わって、いよいよ師走へのラストスパートという感じだな。忘年会という慣習も、最近“忘年会スルー”という言葉が出てきたように、特に今の若い世代にはもう完全にそっぽを向かれている様子なので、団塊の世代が退職しはじめれば廃れていくことになるのだろう。おじさん達の毎度毎度の同じ話を聞かされたり、好きでもないお酒を飲めのめと強要されるのは僕だって嫌だしな。

もうちょっと真面目な話をしようにも、新聞とオールドメディアに情報操作されちゃって「安倍はけしからん!」とか言っちゃってるお年寄り世代に政治の話はできないんだよね。いや、無理もないよ。僕がとってる産経新聞と、職場でとってる地方新聞=共同通信の記事の違いには、特にここ最近唖然とすることが多い。父親がとっている朝日新聞とか、僕が以前とっていた毎日新聞とか、ましてテレビのワイドショーとかね。

僕がこどもの頃は、新聞を読んでいるなんて言うと偉いね〜って誉められたもんだけど、今のこどもたちにはむしろ新聞なんか読むなって言いたいくらいだ。まあ心配しなくても今の40代以下の世代で新聞を定期購読している家庭なんてほとんどいないらしいからいいけど。

日曜日の晩は一青窈のコンサートを見に行く。前日に思い立って当日券で入ったけれど、前すぎず後ろすぎず中央寄りのいい席で見れた。「ハナミズキ」が売れまくっていた一時期の頃に比べれば、今の彼女のステージを7000円出して見にいく客があまりいるとも思えなかったけれど、客席はほとんど埋まっていて、比較的高齢のコアな客がまだこれだけいるというのは、彼女の安定した実力ということなんだろう。MCほとんどなし、“少年の僕”的な演劇風の演出はいかがなものかと思ったけれど、歌の巧さ、曲の良さ、バンドとのアンサンブルも完璧で、ステージは素晴らしいものでした。

今週の映画は「ピース・オブ・ケイク」(監督:田口トモロヲ/出演:多部未華子、綾野剛)を観ました。仕事も恋愛も、周囲に流されるまま生きてきた女性・梅宮志乃。DV体質の恋人からは振られ、バイトも辞めることに。このままではいけないと心機一転した志乃は家を引越し、そこで出会った隣人で、新しいバイト先の店長でもある男・京志郎に本気の恋をする…。

ああ、そう言えば多部ちゃんファンなのにこの映画観てないな〜と思って今まできちゃったのは、綾野剛が苦手だからなんだけど、この映画の綾野剛は軽い感じがなかなかいい男ではあった。映画前半部分の痛い女・多部ちゃん、やっぱり巧いなあと。中盤のたるんだ感じがイマイチなんだけど、ラストの疾走感は峯田和伸の歌も相まってなかなかのものでした。

それよりも下北沢にスズナリに本多劇場は僕が30年前に呑んだくれていた頃と街並みもほとんど変わっていなくて、すごく懐かしかったし、また中盤の熱海もカミさんの実家の風景で、映画とは違う意味でかなり感情移入して観てしまった。

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