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2019年08月25日17:12

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本棚

やっと朝晩が過ごしやすくなってきた。僕の部屋はエアコンがないので、この夏の間はとてもいられたものではなかったが、ここにきて夜は机に向かうことができるようになった。

芦田愛菜ちゃんの「まなの本棚」を書店でパラパラと立ち読み。正直言ってこの程度の本の話なら、もっとまともなことを書ける人間は日本中に何万人といそうなものだが、あの愛菜ちゃんが書いたものだからちゃんと商品として成り立つわけで、逆にこういう手もあったのかと感心してしまう。

秋に向けて単行本を何冊か買いなおした。ヘミングウェイの「海流のなかの島々」とか、もうそれこそ愛菜ちゃんの歳くらいに初めて読んで、かれこれ40年以上本棚にあるが、ページは黄ばみ、ところによっては剥がれかけ、やはり時代なのだろう、今にしてみると字体が読みにくいし、「字が小さすぎて読めなーい!」という感じがあったので。

他にレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」もAmazonnで注文した。「長いお別れ」「グレート・ギャツビー」はともに村上春樹さん訳のものがあって、書店に行くと、もう村上版しか置いていなかったりするのだが、どうも最初にそちらで入ってしまったもので、持ってはいるものの村上版はしっくりこない。やはり「長いお別れ」は清水俊二訳、「グレート・ギャツビー」は野崎孝訳のものじゃないと、とここは拘りを通させてもらった。いや、別に誰に断るようなことでもないんだけどさ。

カート・ヴォネガットの「タイタンの妖女」、池澤夏樹「マシアス・ギリの失脚」、開高健「夏の闇」、ドフトエフスキー「カラマーゾフの兄弟」、恩田陸「夜のピクニック」、伊坂幸太郎「砂漠」、村上春樹「羊をめぐる冒険」あたり、自分セレクトの10冊をこの冬にかけてもう一度読み返してみて、自分という人間の価値観をもう一度見直してみようかななんて思っている。

今週の映画は「ジョン・ウィック」(監督:チャド・スタエルスキ/出演:キアヌ・リーヴス、ウォーレム・デフォー)。裏社会に語り継がれる一騎当千・伝説の殺し屋ジョン・ウィック。愛を知り、表の世界へと足を洗い平穏な日々を送っていた彼は、ある日、不運にも彼の愛するもの全てをマフィアに奪われてしまう…。

2,3と続編が作られるくらいだから面白いんだろうと軽い気持ちで鑑賞。特に中身はないが、キアヌ・リーブスがひたすらダサカッコいい。場面ごとに挟みこまれる上空からの俯瞰的映像もクール。やっぱり犬は殺しちゃいかんよ。

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