最近購入したCD。
「21世紀音楽の会作品集 II」
・遠藤雅夫:ピアノ・トリオ
・南聡:工房より/頭部と第1胴体塑像
・鈴木純明:リューベックのためのインヴェンションII「冬」
・小櫻秀樹:アンフォーカスド・レイジ
・岡島礼:フルート、クラリネットとチェロのための三重奏曲
相川麻理子 (ヴァイオリン)/植木昭雄 (チェロ)/佐藤勝重 (ピアノ)
佐藤まどか (ヴァイオリン)/松本卓以 (チェロ)/佐藤芳恵 (クラリネット)
庄司雄大 (ホルン)/秋山友貴 (ピアノ)/安良岡章夫 (指揮)
多久潤一朗 (フルート)/有馬理絵 (クラリネット)/花田和加子 (ヴァイオリン)
甲斐史子 (ヴィオラ)/鷹羽弘晃 (ピアノ)/森垣桂一 (指揮)
川口静華 (ヴァイオリン)/山澤慧 (チェロ)
(2013/2016/2018/2019録音)
「21世紀音楽の会」作品集の第2弾。「形や風評にとらわれることなく自由の原点から真に心に残る音楽を」をモットーに、2000年に結成された会で、ほぼ年1回のペースで演奏会を行っている。100年前や200年前に作られたクラシック音楽も良いが、同時代を生きる作曲家の、しかも同じ日本人の作品の作品も聴くべきであろう。今回収録されている作品のうち、鈴木純明と小櫻秀樹は、東京文化会館で生でも聴いている。その時の日記はこちら。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1966602074&owner_id=12784286
一度生で聴いているからというだけではないが、やはり鈴木と小櫻の作品が印象に残る。J.S.バッハの旋律も借用しつつ、全体として穏やかで聴きやすい鈴木の作品、全体にノイジーで、ピアノ奏者が急に叫んだりと、なんだか訳の分からないところもあるゆえに(?)面白い小櫻の作品、なかなか楽しめる。
このCDで初めて聴く曲では、遠藤の作品は、3つの楽器が追っかけっこをしているような感じ、南の作品はアグレッシブな作品といえようか。岡島の作品は限定された5つの音だけからなる曲とのことだが、第2部など意外と(?)素敵な旋律に聞こえる。
久しぶりに「21世紀音楽の会」の演奏会にまた行こうかな。
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