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2020年06月06日16:30

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【散策】 生田寒谷緑地 (ストレス解消と健康増進のための散歩)

自宅の近くなら全て知っているという人は、案外少ないのではないのだろうか。いつも行く所、いつも通る道は決まっていて、近くなのに行ったことのない場所はたくさんあるに違いない。だから、ちょっと角をいつもと違う方向に曲がってみるだけでも、小さな発見があったりする。電車に乗って遠出することのないここ数ヶ月だが、地元をちょっと歩くだけでもなかなか面白いのである。

いつも買物に行くスーパーから遠くに見える長い階段がずっと気になっていた。今日は、そこに行ってみようと思う。府中街道を渡り、さらに進むと住宅地の中に入って行き止まりだ。こんなところで迷子になるとは。一旦戻って別の道を行くと、やっとその階段の下に着いた。「生田配水池」と書かれてある。なんだ、生田浄水場の配水池だったのか。さっそく階段を登ってみるが、長い階段は結構きつい。途中休みながら登った。年齢を感じてしまう。

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(階段の登り口)

生田配水池は、高台を利用した自然流下方式による配水を行うもので、電力を使わないで済むという。生田浄水場も水道事業用の浄水を廃止し、工業用水道事業専用の浄水場になるようで、現在リニューアル工事が進められている。配水池も太陽光発電施設になっており、太陽光パネルが張り巡らされていた。配水池の前は、ちょっとした展望広場になっていて、地元の中野島方面を眺めることが出来る。今日は薄曇りだが、遠くに東京スカイツリーもかすかに見える。

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(配水池前の展望広場)

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(配水池前から自宅方面を臨む)

この配水池に沿ってさらに奥に行くことが出来るようなので、行ってみた。少し歩くと森の中だ。「生田ふれあいの森」と称しているようだが、正式な名称は「生田寒谷緑地保全地区」である。寒谷(さぶやと)なんて地名は地図にも書かれていない。ここに来なければ知ることはなかっただろう。さらに行くと頂上だ。カワラヒワ、シジュウカラ、メジロ、ヤマガラ、ホオジロなどの野鳥が見られるとの案内看板があった。鳥はいるようだけど、よく分からない。

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(生田ふれあいの森(寒谷緑地))

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(寒谷緑地の頂上)

ここからさらに先に、山をおりていく道がある。同じ道を戻るのもつまらないので、その道を降りていった。

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(寒谷緑地の道)

しばらくすると、山を抜けて住宅地に出たが、ここがどこなのか分からない。近くの家の表札を見ると生田五丁目とあるので、それなら生田浄水場の近くのはずだ。少し歩くと、たしかに生田浄水場の前に出て、ようやく今いる位置が分かった。生田浄水場は、工業用水道事業専用浄水場へのリニューアル工事中のはずだが、「休工中」の文字が見える。これはウィルス禍の影響なのか、それとも別の理由があるのか。(生田浄水場を復活させよという声もある。)

ここからはすぐに府中街道だ。土渕交差点に出て、いつものスーパーで買物をする。ちょっと歩いて汗が出てきたので(マスクを着けているので余計に暑い)、店内の涼しさが心地よい。

自宅から徒歩数十分圏内には、まだまだ行ったことのない場所はありそうなので、このシリーズ(?)は、さらに続くと思う。
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