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2020年01月19日22:37

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【音楽】 オーケストラ・ゾルキー演奏会 〜チャイコフスキー

今日は、川崎にコンサートに行った。オーケストラ・ゾルキーの演奏会である。オーケストラ・ゾルキーは、都内のロシア系アマチュア・オーケストラの有志メンバーで、チャイコフスキーの「フランチェスカ・ダ・リミニ」と「マンフレッド交響曲」を演奏したいために結成されたオーケストラとのことである。今回ご招待いただいたので行くことにした。もともとは昨年の10月12日の予定だったが、台風19号が関東を直撃したため、延期になったものである。

今日のプログラムは次のとおりである。
 
 ・チャイコフスキー: 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
 ・チャイコフスキー: マンフレッド交響曲

   指揮:長田雅人/オルガン:野田美香
   会場:ミューザ川崎 (19:00 開演)


オーケストラ結成の主旨からして、書くまでもないプログラムである。どちらもチャイコフスキーの素晴らしい作品だとは思うが、意外と演奏機会が少ないのではないだろうか。「マンフレッド」は昨年6月に東京交響楽団の演奏会で聴いたが、「フランチェスカ」は生で聴くのは初めてだ。

1曲目は「フランチェスカ・ダ・リミニ」である。これは、ダンテの「神曲」の地獄篇の中の一章「フランチェスカ・ダ・リミニ」にインスピレーションを得て作曲されたものである。邪淫の罪で地獄に落とされたパオロとフランチェスカ。結局救われない話のようだが、地獄のような音楽(?)で始まり、地獄の阿鼻叫換が展開していく。激しく劇的な部分もあり、指揮者も勢い余って指揮棒を落としてしまったほどだ。(演奏はそのまま指揮棒無しで、手で振りながら続けられた。)  CDで聴いたらいまいちピンと来なかったのだが、生で聴くとやはりすごい。

休憩のあとは「マンフレッド交響曲」だ。こちらはバイロンの劇詩「マンフレッド」にインスピレーションを得て作曲されたものである。4楽章構成で、演奏時間も番号のついた他のどの交響曲よりも長い。昨年の東響での演奏は、オルガンなしの「原典版」だったが、今日はオルガン付きである。もともと劇的な曲なのだが、東響の演奏に負けず、弦楽器は唸り、管楽器は咆哮し、打楽器は炸裂し、最初から最後まで劇的な演奏だった。しかも最後にオルガンが加わり、マンフレッドの死と魂の救済を感じながら静かに消えゆくように終わるのである。やはり、「原典版」よりこっちの方がいいと思った。

特定の作品を演奏するために結成されたオケだけに、今回のプログラムに全力投球だったのだろう。2曲とも素晴らしい演奏であった。普段は別々のオケで活躍しているメンバーが集まっているのだろうが、3カ月の延期が却って融和を深めたらしい。それが今日の演奏にも現れていたと思う。

このオケは今回1回限りなのだろうか。また別の形で何かやりそうな気はするが...。
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