mixiユーザー(id:12776124)

2020年01月16日02:11

133 view

俺より先に逝きやがって、バカヤロー。

昭和末期からのつき合いの自主制作映画サークル「不可思議電影公司」の若いモンの突然の訃報を聞く。
私同様の独身男が孤独死とはなんだかやりきれない。

ゴミ屋敷の中でサークルの会報をはじめ、企画書、台本やスチール等の資料はきちんとファイリングし、保存していたとのこと。

彼は優秀な小道具係兼名脇役だった。正直、実直な善良な小市民役を得意としていたかと思う。
ふだんからの遅刻癖は直し、酒をつつしめとは言ってたんだが。
あ、こんなこと書くと『三国志』の張飛みたいな豪傑のように思われるかもしれんが、そうではない。

『空耳アワー』の安斎さんみたいな遅刻魔だったのだ。
せめて死ぬときくらいは遅刻してみろよ、相変わらず気の効かねえ野郎だな、ったく。
ずっと年がジジイの俺より先に逝くとは礼儀を知らんヤツだな。

訃報は彼のおねえさんからの知らせで知るが、姉がいるだけで君の勝ちだよ、人生の勝ち組め。
最後に彼の代表作『怪鳥人ニューバード』の男Aの台詞で締めますね。

「本当にありがとうございました」

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する