日本人カメラマンで、名前を覚えている人を考えても、心元ない。アラーキー、森山大道、篠山紀信、とか〜。
亡くなった方を加えても、土門拳、木村伊兵衛、奈良を撮った入江泰吉、とか〜。
この展覧会は、石元泰博さんも忘れてはならない写真家だということを教えてくれる。
決して恵まれた環境に育ったわけではない。日系二世だったので、強制収容所に入れられ、そこで写真を勉強した。
池坊のお嬢さんと結婚して、その人がマネージャーとなり、代表作の桂離宮を採り、真言曼荼羅の、とてつもない大アップの写真を撮ったりした。
面白かったのは、雑誌の連載の「パックした食品の写真シリーズ」で、値段と量で、当時の食糧事情が分かったりする。
90才まで長生き。がらがらの展覧会だったが、中身が濃かった〜
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3836.html
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