森村泰昌さんは、有名人になりきって、自画像ならぬ、大胆な、セルフポートレイトを撮っているアーティスト。
実は、フツーのオッサンなのに、なんであんな変な作品を作るのかが謎だったが、今回、初めていく五反田の原美術館で、その謎の一端に触れてきた。
大ざっぱに言ってしまえば、「私らしく〜」「自分探し〜」などというが、そういうものは、案外にもろいもので、例えば着るもの、住む所、地位、仕事、性別、国、さらに時代、などを変えれば、グラグラと揺れて、変わってしまうんだよ〜、じゃあ、自分とは何なんだ〜というような感覚か。
森村さんは、子供の頃から決められない子で、「自分は何者か〜」と考えてきたのだそうだ。ちょっとADHDっぽいな〜と思う。そういう目で、三島由紀夫や、マリリンモンローの共通点を自分を通して感じたのが、「エゴオブスクラ(Ego Obscura)」なんだろうな〜。(長くなるから書かない)。以上は2階の展示(並びに上映)。
1階は、「マネのオベリスク」の種あかし。これが、面白かったな〜。(これ以上は、書かない)。
この原美術館は、この展示を最後に、閉館するそうだ。初めて行って、それが最後。しかし、原美術館は、群馬県渋川にもあって、わたしたちは、来月の中頃に、その辺を旅行するから、その、ハラ ミュージアム アークにも行く事になって、これもナニかのご縁。原美術館、行けてヨカッタ!!
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