とある大学の先生からの期待に応えて(?)集団的自衛権が必要な理由を、情緒的に訴えてみます。
はてさて、どのくらい説得力があるかなあ。
(友人限定公開です)
ベトナムから米軍が撤退した翌年の1974年、中国はいきなりベトナム領パラセル諸島(西沙諸島)に侵入、ベトナム海軍を破って島々を支配下に置きました。
1988年、中国はまたもやベトナムを攻撃し、スプラトリー諸島(南沙諸島)を奪いとりました。
1992年、フィリピン政府は市民運動におされてアメリカとの防衛協定を破棄しました。
そこで米軍はフィリピンの基地から撤退しました。
その3年後の1995年、中国は米軍のいなくなったフィリピン領海に侵入し、ミスチーフ環礁を占領しました。
そして中国軍は美しい珊瑚礁を破壊して、軍事基地を建設しています。
いまも中国はミスチーフ環礁の周辺にあるすべての島が中国のものだと主張し、フィリピンに軍事的圧力をかけ続けています。
ベトナム、フィリピンに対する中国のこのやり方はどうでしょうか。まるで泥棒猫ではありませんか。
おとなしいフィリピン人もさすがに腹を立てて、米軍をもう一度呼び返しました。
中国人はいま、沖縄は自分のものだと唱えています。
「収回琉球、解放沖縄(琉球を取り戻せ、沖縄を解放せよ)」
なんということでしょうか。
中国の軍事費は日本の3倍の15兆円。
中国は核ミサイルをもち、空母や爆撃機を保有しています。
しかしこれらを日本はひとつも持っていません。
中国の保有する戦闘機は890機。
日本は200機です。
これでどうやって沖縄を守れるでしょうか。
フィリピンが取られたら、つぎは日本です。
フィリピンは日本に協力を求めています。
友人が侵略されているのを、見過ごして良いのでしょうか。
そんなことで日本が困ったとき、助けてくれる国があるでしょうか。
集団的自衛権は複数の国が力を合わせて防衛する権利です。
導入すれば、中国を押さえ込む力が倍増します。
中国はもうベトナムに手出しができず、
フィリピンを侮ることもできなくなり、
もちろん沖縄や尖閣を奪うこともできなくなるでしょう。
集団的自衛権で日本はますます安全になります。
しかもアジアを平和の海にできるのです。
集団的自衛権は、日本を戦争のできる国にするのではなく、日本が戦争しなくて良い環境を用意するものなのです。
海上自衛隊はフィリピン海軍と共同演習に踏み切りました。
フィリピンの友人たちはそのことにとても感動しています。
https://youtu.be/HhycHKrj4Bc
彼らが動画につけたコメントを紹介いたします。
■ 日本は平和を愛する国になった……。
フィリピンをサポートしてくれてありがとう、日本。
アジアの兄弟は、人権の為に戦わないとね。
■ 今の日本は専守防衛モードだ。
そしてそんな日本が再軍備を念頭に入れてるのは中国のせいなんだよ……。
歴史は繰り返す。次に争いが起きても、勝利するのは日本だ!
■ 太陽の出る国として知られている偉大な国家、日本。
何かあった時は、東洋の真珠と言われるフィリピンを必ず救ってくれるさ。
■ 日本がそばに居てくれれば、何も恐れることはない……。
■ フィリピン人であることを誇りに思える動画だった!!!
フィリピン人と日本人は互いに助けあい、自由のために戦えるんだ。
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