集合住宅の5階に住んでいるのだが、棟全体のシーリング工事が9月から始まった。
まだ、ベランダ側に足場を組んでいる段階。ベランダの床部分も全体的に防水塗装する〈ていうか塩ビのコーティングをするのかな〉というので、ベランダを片付けなくてはいけない。
ベランダにあるのは、基本的には私以外の家族が残していったものばかり。自分で買ったのはデッキブラシとチリトリぐらいだろうか。
灰皿がやたらとあったり、謎の針金が何本もあったりする。
あと大きなものでは鉢植えが三つばかりあるのだが、陶製の鉢はまだしも、他のプラスチックのプランターは経年劣化で崩壊しかけている。動かせばプランターそのものが粉々になって、土だけを運ぶはめになる。
基本的には工事会社のお願いとしては「ベランダのものを工事の間だけ家の中に入れといてね」ってことなんだが、そんな簡単にはいきそうにない。確実に土をどうにかして、プランター(の残骸を)を処分して……とやらないといかん。
とりあえず今日、ガラクタをゴミ袋に集めて(灰皿とか、まったく使わないからね)、土だらけの溝を掃除してみた。
足場を組んでから、さらに色々あるだろうからベランダがまっさらになってないといかん時期はまだ先だろうけどね。その時期には、網戸も外して中に入れて欲しいそうだが、去年の台風で脅されたときにダンボールを貼ってそのままの部屋もあるんだよな。おかげで、足場が組まれても保安上の問題はかなりクリアされているが。
また、塗装のとれた物干し竿も、この機会に一本捨ててしまいたい。
そして、こうした自分のことよりも心配なのが、棟に棲み着いているヤモリたちだ。せっかく多少なりとも数が増えてきたのに、工事の邪魔だからと殺されたり、塗装作業の塗料をくらって死んでしまわないかと心配している。
つかまえて保護しようかとも考えたが、それはそれで飼い殺しにしてしまいそうだし。
工期が来年の2月までなので、途中で冬眠に入る必要もあるだろうし。無事に春を迎えてくれるといいんだが……。
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