ドラマが好きで観ていたので、映画も楽しまなくては……と行ってきた。
京成ローザは比較的空いていたが、試験終わりの高校生がちらほらいて騒がしかった。さすがに非常識なほどではなかったけど。
ドラマと同じく、バカ映画である。
ヤンキーの抗争も話の軸のひとつではあるのだが、まあそれより観ている人を笑わせようって気持ちが強い作品なので、そこが魅力だ。
なんというか、独特のアドリブやお約束の波状攻撃がこの監督ならではの独特のノリでそこも楽しいんだけど、それとはべつに懐かしい感じがするのもいい。
原作は、連載当時は週刊少年漫画は四誌とも目を通していたから、知らないわけではないが、単行本まで読み込むほどは入れ込んでなかったので、キャラクターをぼんやりと覚えている程度だった。
だが、このキャラクターを覚えている……というのがわりと重要だったのだ。ドラマを観て一気に思い出せたから。
で、映画は久しぶりに気持ちよく笑い転げて楽しめた。
各人、相変わらず。もうノリノリ。楽しんで作っているのが伝わってきて、本当に観てて楽しくなる。
賀来賢人が、ムロツヨシや佐藤二朗の出番が少ない分、彼らの十八番を奪うようなアドリブを随所に効かせていて、しっかりそのへんを吸収したんだなあとか思った。
あと、ラストのライプも良かったが、私はやっぱり男の勲章の方が好きだ。
あれ、べつに不良ものとかではないドラマの主題歌だったよね(『天までとどけ』だっけ)。あのドラマ好きだったんだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する