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2020年08月13日13:48

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子供の時に教わっておけばよかった!

■子供の時に教わっておけばよかった!

人間も動物だが、犬や猫のように教わらなくても自然に泳げるっとは限らない。赤ちゃんの水泳教室を見ていると、なんと赤ちゃんは自然に犬かきで泳ぎ始める。顔を上げて呼吸もちゃんと確保しているし、言われなくても水中で目を開けている。

5歳くらいの教室を見ると、キック、ストローク、息継ぎのメソッドを教わり、フロートを握ってキックのトレーニングに取り組んでいる。蹴伸びという水の抵抗を減らすストリームラインを探すトレーニングにも取り組んでいる。プールの壁を蹴って、水の抵抗の少ない姿勢を探すメソッドだ。

子供達は何度も蹴伸びを繰り返して、水の抵抗が少ない姿勢を身につけていく。基本姿勢も矢野シク教えるコーチングが素晴らしい。水中でコーチが姿勢を見て、顔を上げ過ぎとか、お尻が落ちているから水を怖がらずに頭を沈めてみてと、的確なアドバイスが飛んでいる。

どうしても水の怖さが抜けない子供には。ゴーグルの水抜き、呼吸の確保とか、1つ前の段階に戻って、呼吸の吐き方と鼻で水を吸い込まないバランスの取り方を徹底的に、ゲーム的に取り組んでいる。プロコーチを作っていくスイミングスクールの伝統があるのが羨ましい。自転車にはテニスやスイムのようなスクールやコーチングシステムがないからね。

基本をきっちり教えることは重要なことです。水の抵抗を減らすスイムにおいて、ストリームラインはとても重要なのだ。その進歩の仕方は、大人では到底達成できない短期間で身に付けてしまいます。プールの壁を蹴る力は大人の方が筋力はあるはずだけど、体の前衛投影面積が大きいので、水の抵抗が大きいのだ。

2の腕を耳に付けて、真っ直ぐに伸ばし、手の平は頭の前で交差させます。ボディのラインはプールの底と並行にキープします。脚も重要で、ボディラインから下がり過ぎても、上がり過ぎても水の抵抗が増します。力まずにストリームラインをキープします。基本中の基本ですが、10本程度では無く。50本100本と取り組んで抵抗の少ないフォームを見つけます。

スイムは腕で水をかいて、脚でキックして推進力を生み出している。
クロールをイメージしてほしい。実際にクロールを泳ぎ始めて見ると、大抵の初心者スイマーは、ストリームラインをイープできていない。お尻が沈んだり、脚が沈んで、ボディラインが斜めになって水の抵抗が増して、せっかくの推進力がロスしているのだ。

ビギナースイマーはボディラインをキープするメソッドに取り組もう。プールの淵に捕まって、腕を伸ばしてキックするのだ。キックは足で水を蹴って前に進むイメージがあるはず。お尻が最初は沈むはず。足の甲を意識して、プールの底へ水を打ち付けるイメージでキックします。

すると、お尻が浮き上がり、脚も浮き上がり水の抵抗を減らすストリームラインをキープできるようになります。プールの淵を持つ力をなるべく抜いて、キックを下に打ち付けることをイメーージします。慣れてきたらキックボードを持って、キックのおレーニングをします。前に進むことより下に打ち付けることを意識すると効果的です。

最も水の抵抗が少ないストリームラインをキープした状態で、腕の力で前に進むというイメージです。ビギナースイマーはまずストリームラインのキープを意識してください。体を水平に保つ意識は、力んでしまうと姿勢が崩れてしまうので注意しよう。ローリング、ブレス、ストローク、キャッチ、スカーリング、みんな重要ですね。

トライアスロンをコーチングするようになって、プールの競泳と、マスドスタートのオープンウオータースイムとの違いを考えるようになって、自分でも泳いで何が違うのか体験しましたが。泳ぐのが手いっぱいで、なかなかコツをつかめませんでした。

風向き潮の流れ、干潮とと満潮の違い、浪江の対応が必要なことがだんだんわかるようになりました。オープンウオータースイムに必要なことは、波の利用、ブイの確認、接触の回避など、単純な泳力ではないことも、身に染みました。

スイムを分解して、1つ1つ学んで、1つの泳法に組み上げるメソッドが競技レベルでもホビーレベルでも確立されているので、大人になっても取り組めるのがまず羨ましい。子供の時に基礎を教わっていると、水とのお付き合いの巧さが身についていて、羨ましいと思いました。ほんの少しだけど、選手が言う、水を離れると、水をキャッチする感覚が狂うというのを理解できた。

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