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2020年07月28日19:57

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サドルの高さは大丈夫ですか?

■サドルの高さは大丈夫ですか?

サドルの前後位置や高さや取り付け角度はぴったり合っていますか。いずれの要素も、シビアになってくるとmm単位の調整が必要です。サドルの長さを測って、サドルの上の面の2分の1の位置にビニールテープを張って、仮のサドルの中心とします。シートチューブの中心線を延長した線と、サドルの中心を一致させます。この時サドルの後ろ端の頂点と、先端の頂点を結んだ線を水平にセットします。

サドルの上の面を水平にして、サドルの前後位置を、シートチューブのセンターにサドルのセンターを合わせます。これをサドルの設定の基準の位置とします。ここからサドルのセッティングが始まります。ショートタイプのサドルの場合は、サドルの長さを測って2分の1の長さの位置にテープを張って仮のセンターとします。

固定式のローラー台でまずはサドルの高さを決めましょう。仮のサドルの高さを設定するために、股下寸法を測ります。真っ直ぐに立って、両足の間を15cm開いて立ち、股間に本を押し当てて、床から股間へ押し当てた本までの距離をメジャーで測ります。

この股下寸法に0、86の係数をかけて、ハンガーの中心から、サドルのセンターまでの距離、つまり仮のサドルの高さとします。ここまでは仮の設定なので、mm単位で追求する必要がありません。バイクにまたがって、サドルの高さの設定を決めるための仮の高さですから。

実際にバイクにまたがって、サドルのセンターに座ります。右クランクをシートチューブの延長線上に固定します。右脚を真っ直ぐに伸ばします。膝関節を180度に開きます。足首の関節は90度に固定します。脚を真っ直ぐに伸ばして、足首を90度にすることがポイントです。意識してみてください。

右脚を伸ばして、足首を90度にした状態で、クリートがビンディングペダルに収まる高さにサドルを調整します。こうしてからクランクを回転させて、20分ほどウオーミングアップして、うっすらと汗をかいたら本格的なサドルの高さと前後位置の調整が始まります。

固定式のローラー台の負荷を調整して、毎分80回転できる重さにしてしばらくペダリングします。すると、腰の位置が自然に踏めて回せる位置に移動します。骨盤の角度も前ももと後ろももの筋肉をペダリングに動員できる角度へ移動して、全体踏みのペダリングになります。この、パワーを発揮できる腰の位置が基準となります。

ペダリングしながら、サドルのどの位置が最も腰にフィットするか試してみます。パワーを発揮できる腰の位置にサドルがフィットするように、サドルを前後へ移動します。最初は傾向を掴むために、5mm単位で移動して、毎分80回転できる重めの負荷でペダリングして、腰の位置とのフィット感を確認します。

フィットするサドルの位置が見つかると、毎分80回転のペダリングをしていて、腰の位置を自然に動かすことがなくなり、ピタッと腰の位置が決まります。サドルの仮の中心の位置が後ろへ移動した場合はハンガーの中心からの距離が遠くなります。その腰の位置でクランクをシートチューブの延長線上に固定して、右脚を真っ直ぐに伸ばして、足首を90度にして、サドルの高さを再調整します

サドルの高さを低く感じるかもしれません。だけど、バイオメカニクス的な動作解析をすると、ペダリングする脚の動きがスムーズで、これ以上の高さになると、360度の一部が停滞して、ペダリングの効率が悪くなります。このサドルの高さは脚の障害も防ぐ効果があります。

サドルの高さを低く感じて、高くしたくなりますが、2ヶ月から3ヶ月は我慢して走ってください。走り込むほどに、下死点で膝関節が開ききらないで、足のかかとが自然に軽く上がった、次の上死点へ向けた屈曲の動作へ移りやすい、ペダリングの回しやすさ、ストレスが部分的にかからないことを理解できるはずです。

脚を真っ直ぐに伸び切らせるサドルの高さにすると、脚が伸びきって踏み込むのので、気持ちよく感じるので、上級ライダーでもそういう設定にしているライダーも知っていますが、戦っているフィールドのスピードが速いので、自分の限界に近いパワーを引き出すために、前乗りで体重を使って踏み込むペダリングで対応するために設定しているのです。

踏み込み重視のペダリングになりがちで、見かけは集団のスピードに対応しているようですが、脚の前ももにストレスが集中して、高速走行にはしばらくは耐えられますが、揺さぶりのスピードの上げ下げへの対応ができなくなります。

下死点近くで、足のかかとを上げることで、バイオメカニクス的に理想的な高さより、40mmも高いサドルの位置で走っている選手がいました。この設定では脚が疲れてきたり、高負荷の上り坂などでかかとが下がった時に、スムーズなペダリングをできなくなります。上級ライダーでもなかなか気がつかないものなのです。だけど、一流プロ選手で、下死点近くで膝が伸び切っている選手はいません。

固定式のローラー台でサドルのポジションを出したら、実際のフィールドを走って、上り、下り、平地を走って、パワーを発揮できる最適な腰の位置を探して、腰の位置をサポートする前後位置と高さと、サドルの上の面の角度を煮詰めます。上り坂や下り坂でバイクの角度も違うので、前後位置、高さ、取り付け角度の微調整が必要です。







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