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2020年02月20日23:29

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Eバイクをどう受け入れるのだろう!

■Eバイクをどう受け入れるのだろう!

スポーツEバイク、言わずと知れた電動アシストのロードやマウンテンのバイクです。ビジネス的に考えると、やっぱりというかレンタサイクルとしての需要が大きいでしょう。僕の目にはどうしても充電池がカーボンフレーム内へスマートに収まって、電動アシストをあまり感じさせないロードバイクがイメージですね。Eバイクの中では高価でビジネス的にはマイナーなジャンルになるんでしょう。

レースでの不正使用が発覚して、メカニカルドーピングバイクという嫌なイメージで捉えるマスコミ報道もありましたけど、今では新商品としてこれもありだなと、スポーツバイクの1ジャンルとして扱われています。自分の力で走ることにこだわる人にはアレルギーもあるでしょうし、最初の扱いがスキャンダルとして不正バイク的な扱いがあったので、偏見はあると思いますけどね。

サーキットエンデューロ、ロングライド、ロードレースというジャンルでどう受け入れられるのだろう。はっきり言ってしまえば、ペダリングを電動モーターがアシストしてくれるのだから、自分の力で道を走るのとは明らかに違います。でも、アシストされていようがいまいが、スポーツバイクの快適な走りを楽しめればどっちでもいいんじゃないかな。

日本の法律では電動アシストバイクの基準が定められていて、最大アシストで50%まで、かなり急勾配の上り坂でも時速25kmで走れます。平地で走ってみましたが時速25kmを超えたところでモータのアシストがカットオフされたり、時速30km近くでカットオフされるモデルがありました。

電動アシストで走れる距離はどうなるんだろう。小さくて軽くて効率よく素早く充電できるリチウムイオン電池を含めた高性能充電池や省エネ型の小型軽量のモーターの開発、まだまだ伸び代はありそうです。電動アシストバイクに規制をかけている法律の見直しもあるといいですね。

ヨーロッパや東南アジアや北米で、電動アシストバイクに関する法律が違うので、最新のスポーツEバイクの能力は販売される地域に合った仕様で出荷されているそうです。Eバイクにはアシストするパワーをコントロールするユニットが組み込まれています。

日本で市販されている電動アシストバイクにも、50%、40%、30%というようなアシストの強弱を調整するスイッチが設定されています。Eバイクのアシスト能力の潜在能力は高い設定になっているはずですが、各国の法律に合わせてデチューンされているのでしょう。

スピードを感知するセンサーユニットからの情報や、ライダーがペダリングして発生しているパワーを感知するセンサーの情報を解析して、モーターユニットのアシストのパワーが決定されています。このコントロールユニットのプログラムを書き換えたり、リミッターのスイッチングして、各地域の法律に合わせて出荷されています。

平地で時速25kmがアシストの上限ではスポーツバイクとしては少し物足りません。レース思考のライダーの時速30kmから40kmのグループライドには、かなり頑張って踏んでも付いていけません。しかし、峠道などで50%のアシストで時速25kmをキープできるとしたら、トップのヒルクライマー並みのスピードで走れることになります。

ルールがどうなっているのかは調べていませんが、Eバイクカテゴリーを増設したイベントも登場しています。日本の法律通りに仕上げられているとすれば、スポーツEバイクのライダーは長い登り坂では普通のバイクに乗るトップライダーと一緒に走れますが、平地ではアシストが抜けた、車重の重いバイクのクランクを頑張って踏み倒すことになりそうです。

自転車雑誌でも普及をプッシュしていて、そろそろ高価なスポーツEバイクの試乗車が店頭に並ぶでしょう。Eバイクをどう受け入れるのか、どんな使い方をして楽しむのか。イベンターもどう取り込んでいくのでしょう。

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