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2019年11月13日13:42

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やっぱり1敗、くたびれている感じ!

■やっぱり1敗、くたびれている感じ!

ワールドベースボールクラシックも、プレミア12のイベントも、野球の世界一決定戦という触れ込みだが、心の底からは盛り上がれない。そりゃー、王さんが日本の監督をやってWBCを勝った時は心から喜んだけど。本当に世界一なのか?という疑問は湧いていました。

だって、その第一回のWBCの時は、WBCのカラクリを何も知らないで、サッカーのワールドカップや、世界選手権のように、その国の代表が集められて、開催国に集合して戦うと思っていました。当時の日本の一流選手が大リーグに行って活躍し始めていましたからどこまで通用するんだろうとワクワクしました。

近鉄バッファローズのエースの野茂投手が、ロサンゼルスドジャースに移籍して、登板日には大リーグの試合が日本の地上波で、早朝などに頻繁に放送されるようになって、2桁勝利したり、奪三振ショーを演じたり、日本人選手が大リーグでも通用するんだと感じました。

よ〜く考えて見ると、主に活躍していた選手は、野茂さんを皮切りに、投手だったんですね。野手や外野手で打撃でも守備でも成功していると言えたのはイチロー選手くらいでした。大リーグの野手や外野手に要求される守備と打撃のバランスはレベルが高く、日本人選手はどちらかのレベルが到達していなくて、レギュラー獲得ができないで、帰国したりマイナーリーグ落ちしています。

そんな現実を把握しないまま、FAやポスティングシステムで大リーグへ移籍して行く選手たちを見て、すごいすごいと単純に喜んでいました。そんな時に、プロ野球のバッティングコーチをやっている人に話を聞くチャンスがあって、大リーガーの野手と日本人選手のパワーの違いを聞きました。

当たりそこねと思われた打球とか、つまり気味と思った打球や、反対方向への打球がどんどん伸びてスタンドインとか、日本人のホームランバッターを見てきた、自分の経験では考えられない打球が飛ぶことが度々あるそうです。

バッティングコーチだから、スイング理論、ボールとのコンタクトの確率、遠くへボールを飛ばすにはどうしたらいいのかを考え抜いて、現役選手にコーティングして、チームの打率や打点を向上させていてチームに貢献しているコーチです。

ムービングボールや上下の落差を使ったボールへの対応もすごくて、大リーグ選手だけでなく、各国のクリーンナップには、投手の立場から見たら、絶妙の高さとコースに投げているのに、背筋が寒くなるような、どうにも埋められないスイングスピードやパワーや、バットコントロールの差を見せつけられることが、国際野球にはあるそうです。プロの目で見ると、野手や外野手の差はまだまだ大きいようです。

野球の強国はアメリカの大リーグへ選手を供給していたり、メキシコ、プエリトルコ、韓国、中国、台湾など、プロ野球が開催されている国だと思っていました。オーストラリアやニュージーランドなどのオセアニアや、オランダ、イタリア、フランスなどのヨーロッパのチームが強いことなんて知りませんでした。

サッカーやラグビーや自転車競技のイメージはあったけど、ヨーロッパやオセアニアの総合スポーツ洋品店で、グローブやバットやユニフォームを売っているのを滅多に見たこともないし、野球をやっているんだみたいな感覚でしたから、その強さに驚きました。

アメリカは大リーグから新人選手をピックアップして派遣してきました。各国の代表はどういうセレクションで派遣されているんでしょう。本気度はどうなんでしょう。日本のチームも頑張ってセレクションしているんだろうけど、リーグ戦が終わり、日本シリーズが終わり、1シーズンの疲労を抱えた選手が招聘されて集まってきているのだろう。

日本シリーズの優勝チームのエースはコンディション不良から日本チームへの参加を辞退しています。そのことが表しているように、果たして疲労している選手を集めて戦わせて、WBCやプレミヤ12の世界一決定戦の開催意義はあるのだろうか。大リーグは1番を決める試合を、ワールドシリーズって言っているからな〜。

ワールドカップサッカーやワールドカップラグビー、ヨーロッパチャンピオンズリーグのような、1軍のチームを2組み持ったり、選手のコンディションを整えて、真の世界一や莫大な賞金がかかった、ガチンコの勝負と同じ存在になるのはなかなか難しい、高いハードルが、この無理くりな野球イベントにはあるような気がする。

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