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2019年10月22日21:05

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とうとう負けた、ラグビーロス状態に!

■とうとう負けた、ラグビーロス状態に!

とうとう負けてしまいましたね。ワールドカップの直前に行われたテストマッチで44対7で負けていました。噂は飛び交い、日本は本気を出していなかった、きっと本番では返り討ちだということでしたが、順当に実力を発揮した南アフリカのスプリングボックスが、4年前の雪辱を果たしました。

日本チームは前半に力を集中しすぎて、ボール支配率では優っていましたが、エネルギーを使い果たしていました。それなのに出だしでトライを取られて、3対5と負けていました。前半でトライの山を築かれるおかという出だしでしたが、日本もよく動いていましたし、南アフリカが決定的なミスを重ねていました。

少なくとも前半で3本トライを取られてもおかしくない状況でした。日本もゴールライン近くでプレイしていましたけど、南アフリカは余裕で阻止していましたね。巨人の中から選ばれた、動ける巨人が躍動していました。パワーで負けているという感覚は全身で感じるものです。心折れそうになる瞬間が日本を襲っています。

どちらのチームの選手も素晴らしい動きを前半は見せていましたが、ヘビー級のボクサーが振り下ろすプレッシャーが、ボディブローのように効いてきます。日本チームは、わっしょい、わっしょいという勝ちゲームの雰囲気や勢いを失って、どう対応していいか、わさわさとした雰囲気が漂い始めて前半を終了しました。

巨人が本気で力と日本を上回るスピードで、わっしょいわっしょいと向かってきたら、真っ向勝負の力とスピード勝負を受けてしまったら、日本の対抗策はありません。動きをカットする単発のタックルは見られましたが、大きな流れを変えることはできません。世界最強クラスのチームとの力の差を見せつけられました。

日本が最強クラスのチームに勝つためには何が必要ですか?。誰しもが8強入りは認めますが、ここから先は戦術とか戦略とか、走力や献身的な動きとか、相手の研究というようなことではなくなり、選手個々の強さを2段階ぐらい底上げする必要があります。巨人で動ける才能のある選手をピックアップすること。それにはラグビーで食っていけるプロ化や底辺作りが必要です。

実業団のトップリーグには、プロ契約選手でラグビーに集中できる選手もいますが、サラリーマン兼任選手もいます。外国籍の選手の問題もあります。出身国代表チームからのオファーがなく、日本で3年以上プレイして、日本チームに入る選手が今後もいるとは限りません。

ラグビー選手の寿命は23歳から34歳ぐらいが一般的です。選手寿命は8年から10年ぐらいで、ラグビースクールやトップリーグのプロコーチになるか、所属先の企業の仕事に集中するかのセカンドキャリヤとなります。これでラグビーの人材を集めようというのはかなり難しいです。

ラグビー選手は後付けの筋力も重要ですけど、素質の部分で土台の大きさがあって、育成していく必要があるので、今までの中量級や重量級の日本のメンバーとはスケールの違う、無差別級の選手が必要なのは明らかです。

世界最強クラスと同等に戦えるようになるには、日本大会にフォーカスして、特別に年に240日の合宿、地獄のような合宿だけではそのパワーの差を解消できないから、ここからは環境を整えて、今までより時間をかけて、人材をスカウトして育成していくしかないでしょう。もうすでに監督選任問題で一本化できていない日本協会の様子では難しそうですけどね。

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