極私的「ニッポンの偉大なギター名盤」

ギターマガジン！

久しぶりに買いました！

多分、ギターに興味を持ち始めた高校生の頃に、何度か買ったぐらいで、それからは全く縁のなかった雑誌だっただけに、四半世紀ぶりと言ったところです。

さて、なぜ買ったかというと、今月号の特集が「ニッポンの偉大なギター名盤 100」というものだったからです。

こういう特集って、あったようで多分、無かったんじゃないでしょうか。

ネットとかでも、見かけたことがありません。

しかも今回は、チョイスしたのが555人の日本人プロギタリスト！！

それぞれのギタリストに編集部からアンケートを送り、上限は10枚で１位10点、２位は5店、3位以下は順不同で１点で選出してもらったようです。

結果、エントリーされたアルバムの枚数は1896枚！！

その中から100枚が選ばれたということです。

そそりますよね〜。

素晴らしいのはランキングの内容もさることながら、それぞれのギタリストが何を１位に選んだのかを一覧できる表があること。

これを見れば、誰がどんなアルバムに影響を受けたか、わかっちゃうのです。

資料的価値としても非常に高い一枚だと思います。

読み応え、超ありますよ！！

さて、肝心の中身なんですが、今回の日記ではネタバレは嫌なので、触れません。

もし、知りたい人は、買ってもらうのが一番いいんだけど、みのミュージックと、TAKUYAのチャンネルで特集しているのでそっちをご覧になってください。

みのミュージック
https://www.youtube.com/watch?v=hEyrqEbAwRo&t=556s

TAKUYAチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=9xZ6-ebkbiQ



さてさて、とは言っても、ここで終わっても面白くないので、今日は僕の極私的「ニッポンの偉大なギター名盤」を10枚ほど選出してみます。

選んだのは以下のアルバムたち。



☆「裸になれ！」／チェルシィ
京都で活躍していたガレージロックバンドのアルバム。
爆音、という言葉がピッタリの尖りまくった轟音ギターが楽しめます。
フレーズはシンプルなR&Rなんだけど、これがまた、カッコいいんですよね〜。
https://www.youtube.com/watch?v=t5MTU1CaTCo



☆「velb」／デキシード・ザ・エモンズ
アベ・ジュリーとハッチ・ハッチェルの２人組の生み出した、究極の爆音ロック。
渋いながら、躍動感あふれるグルーブも相まって、身体に絡みつくギターが凄くカッコいい。
https://www.youtube.com/watch?v=VD49tM05Ers



☆「まにぐるま」／騒音寺
京都の５人組R&Rバンド、騒音寺。
THE ROLLING STONESタイプのロックに、遠慮なくぶち込まれた和のテイストが見事に絡まっています。
２本のギターが生み出す、ユニークなフレーズは聴きどころ。
https://www.youtube.com/watch?v=iSbJtdQjcWA



☆「OZ」／100s
中村一義を中心に結成されたバンドのデビュー作。
中村の生み出す楽曲も魅力なんだけど、このアルバムはバンド陣の演奏が聴きごたえ十分。
3本のギターが縦横無尽に絡み合って、見事な美の世界を気付きあげています。
池田貴史のキーボードも最高です。
https://www.youtube.com/watch?v=417LVRB4b4g



☆「QUEST」／SPECIAL OTHERS
2006年のデビュー以来、抜群のメロディセンスと演奏力で大活躍のジャムバンド、SPECIAL OTHERS。
派手なことはしていないんだけど、丁寧に奏でられる音色には、熱い魂が込められている気がします。
極上のインストアルバムです。
https://www.youtube.com/watch?v=-5b0bGHZrV0&t=27s



☆「疾風怒濤　〜人間椅子ライブ！ライブ！！」／人間椅子
日本最強のハードロックバンド、人間椅子のライヴ盤。
センス、実力ともに日本随一の存在である和嶋慎二の、唯一無二の超絶ギターが楽しめます。
この重低音に、私はいつまでも浸っていたい。
https://www.youtube.com/watch?v=mAO8mGuXbi8



☆「カルメン・マキ＆OZ」／カルメン・マキ＆OZ
日本ハードロックの孤高の名盤。
このアルバムのギターはぶっ飛んでいますね！
これはもう、ハードロックではなくてヘビーメタル。
鋼鉄感と重厚感のある、凄まじい攻撃力を持ったギターサウンドが最高です。
テクニカルなフレーズも最高。
https://www.youtube.com/watch?v=7ewJjSmfFBw



「サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態」／NUMBER GIRL
このお題で、NUMBER GIRLを挙げないわけにはいきません。
スタジオ盤も良いんだけど、LIVE盤の生々しい雰囲気を伴ってこそ、このバンドの魅力は伝わるかなと思います。
札幌で行われた解散ライヴには、彼らの魅力が詰まっています。
日本オルタナロックギターの神、田淵ひさ子の超絶ギターが、狂おしく鳴り響き様は圧巻です。
https://www.youtube.com/watch?v=JhIjb98dD1A



☆「3×3×3」／ゆらゆら帝国
僕にファズギターのカッコよさを痛感させてくれたのは、ゆらゆら帝国。
リフも、リードギターのフレーズもセンスの塊。
本当に、凄いバンドだった。
https://www.youtube.com/watch?v=IOa-nZiIeiw



☆「chicken zombies」／THEE MICHELLE GUN WLEPHANT
ミッシェルで一番聴いたのは、このアルバム。
サウンドが凄く好きでした。
豪快に鳴り響く、アベのギターはさすが。
日本でギターヒーローといえば、この人です。
https://www.youtube.com/watch?v=AKJnR8JPX2Q




こんな感じでしょうか。

何枚か、ギターマガジンの今月号の100枚に入ったアルバムもあったりしますが、大半は、好みが偏っているのは、ご愛嬌（笑）