つぶやきにも書きましたが、2週間緊急入院・投薬治療を受けていました。
原因は耳の奥。きっかけは耳のけが。
だからね、めまいと吐き気が酷くて。。。
まず2日間、自宅で全く食べられなかった。
だんだん具合が悪くなって病院に駆け込んだのが2日目の夜です。
そこからまずは吐き気を止めないとと言うことで点滴をするけど
そもそものめまいがあるから止まらない。
だから3日目の朝も、お粥さんを出してくれたけど食べられない。
でもね、お味噌汁がさ、お出汁のいい匂いするんだ。
お腹は別に元気だし空っぽだからね、飲みたくなった。
まず一口。。。う、うまい。。。胃にしみる。。。ごくごくごく
そんな飲み方したらまぁ、当然リバースしちゃうわなぁ。。。
でもホントにほんとーに、美味しかったんです
そしてね、その隣にあった煮物も、具材は食べられそうになかったけど
せめて煮汁だけでもと飲んでみた。
やっぱり美味しかったんですよ。。。
生き返った気分です。
調理員さん達の笑顔と「頑張って〜
」という声が聞こえてきたような
気がしました。
そこからは毎食、少しずつだけど食べられるようになってきて
1週間で普通食に戻りました。
その1週間、私は生かされた。
たしかに投薬によって吐き気が治まったんですよ。
だから食べられるようになったんですよ。
でもね、軟食の間、これこそが「食養生」であると実感しまくりです。
自分の不注意で緊急入院する事になり、正直かなり凹んでたし
身体が動かない・動いちゃいけないなんて事になり挫折感半端なかった。
そんな私を調理員さんたちはご飯で元気にしてくれた。
病院食
いやいや、心のこもったお食事です。
人が心を込めてキチンと作った物は、食べた人を元気にするんだ
良く良く知ってた事だけど、それを自分が実感したのははじめてかも。
同室にはそんなご飯さえ食べられない・美味しくないという人達も。
それはきっと病気のせいか、普段の食事が味濃い目・脂っぽいものだったからでは
ないだろうかと会話を聞いていて思った。
何をどう食べるかで、人は病気にもなるし健康にもなる。
「食べる事は生きる事」「食は命」
そんな事を考える1週間でした。
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