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2020年05月27日09:45

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人生意気に感ず「緊急事態宣言の全面解除とその課題。“田中正造”無償配布の反響。ワクチン実現の足音」

◇政府は25日、緊急事態宣言を全面解除した。中国を別とすれば世界に先駆けた快挙である。宣言は4月7日に7都道府県に出され、同16日に全国に拡大されていた。安部首相は「わずか1ヶ月半で流行をほぼ収束できた。まさに日本モデルの力を示した」と強調した。最大の課題は全面解除を維持できるかどうかだ。この秋にも第二波の襲来が懸念されている。
 日本の快挙を世界が「なぜ」と注目している。私は最大の要因は日本人の国民性と日本の文化だと思う。政府は「新しい生活習慣」を掲げているが、それはほぼ従来の日本人の習慣と同様のものである。コロナ後の社会は日本人の守ってきた生活習慣が一層発展し世界に広がると思う。
◇第二波第三波が懸念される中で期待される救世主はワクチンや治療薬である。世界の製薬会社が必死になっている。その成果を真に人類の共有財産にしなければならない。薬の早期開発とその利用のために最も大切なことは世界が力を合わせること。米中は人類の大義のために力を合わせるべきだ。「アメリカナンバーワン」及び「中国ナンバーワン」を乗り越えてこそ超大国といえる。新型コロナウイルスは全人類に大きな試練と課題を与えた。
◇毎日新聞連載の「田中正造」が静かな反響を生じている。既に連載された分をコピーし、小冊子にして無料配布始めたら意外なことが明らかになった。数百部を配布した中で多くの感想が寄せられたが、そこから今まで表に現われなかった田中正造ファンが多くいることが分かったのである。こういう人たちに対して今日のコロナウイルス状態が影響していることは否定できないと思われる。
 寄せられた反響の一例を紹介したい。前橋市のOさんは小型トラックで突然私の前に現われ驚かせた。運転席の横腹に「田中正造のように信念を持って今を精一杯生きていこう」と大書されているのだ。連載の副題は「よみがえる田中正造」であるがOさんの姿は、百年の時を超えて「よみがえった」田中に動かされたかのようだ。
◇新型コロナウイルスを予防するワクチンの開発が世界で本格化している。コロナ大戦争に強力な援軍の足音が聞こえるようだ。世界で120種以上のワクチン研究が進み10種類が臨床試験に入っている。日本でも塩野義製薬は来年秋を目標に1000万人分のワクチン供給を目指している。それまで耐えねばならない。(読者に感謝)

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