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2020年04月09日09:43

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人生意気に感ず「緊急事態宣言の意味。国難の時の宰相。知行合一を示す時」

◇安倍首相は7日、7都府県を対象に緊急事態を宣言した。背景には緊迫の状況が迫っていた。都内の感染者は急速に拡大し宣言を求める声は日に日に高まっていた。医療の責任者等は首相に会って「医療面は危機的状況」、「このままでは感染者は倍々ゲームになる」等と迫ったと言われる。これらを踏まえて首相は記者会見に臨んだ。「現在のペースが続けば2週間後には1万人、一ヶ月後には8万人を超える」と指摘し、「医療現場を守るためあらゆる手段を尽くす」と決意を示し、また「地方への移動は巌に控えて欲しい。地方には重症化リスクが高い高齢者がたくさんいる」と述べた。更に首相は「戦後最大の危機を国民の皆様と共に乗り越えていく決意」と強調した。正に国難の時。何度も繰り返すようだが、日本は最大の試練の場に立たされている。
 このような時、リーダーには冷静さと強い指導力が求められる。首相の胸には東日本大震災の状況がよみがえっているに違いない。当時の管直人首相には命がけの姿勢が見られたが勇み足と非難される面があった。
◇私権の制限に及ぶ強権の発動には慎重さが求められる。首相が事前に国会に説明したことは当然である。日本の現状は民主主議が試されている場面である。独裁国では今回のようなことはトップの一声で、時間をかけずに実行されたかも知れない。しかし、効率の良さが国を誤らせることは歴史の示すところだ。
 民主主義の下では、特措法改正による緊急事態宣言を可能にするために国会の議論が必要であった。振り返って安倍政権のここに至る手際は良かったと思う。
◇重要な点は「都市封鎖」(ロックダウン)は行われないことである。都市封鎖となれば東京都の社会経済機能は失われる。道路が封鎖されることはないし、電力・ガスなどのインフラやテレビ・新聞などのメディアも継続される。綱渡りとの感もあるが国と都との協力、そして何よりも都民の自覚で私は乗り切れると信じている。阪神大震災、東日本大震災の時、略奪が起きず、整然としていた日本国民を外国のメディアが驚嘆の目で報じていたことを思い出す。
◇県内で女児ら3人の感染が確認され県内感染者は29人に。山本知事は県内でも外出自粛を要請した。私は適切だと思う。知事には雑音を気にせず断行して欲しい。知行合一の体現である。(読者に感謝)

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