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2020年04月02日10:08

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人生意気に感ず「爆発する世界の感染者。7月23日の五輪開幕。八ッ場の完成と私の人生」

◇世界の感染者数が80万人超と発表された。地球の状況は沸騰の坩堝(るつぼ)のようだ。しかし世界には感染者数を把握できない国や意図的に正確な数を表明しない国が多数あるに違いない。仮に正しい感染者数が分かるとすればそれは何百万人に達するのではないか。空恐ろしい事態が進行していると見なくてはならない。数字をつかめない国や地域で新型コロナウイルスは変異を重ねながら猛烈に動き、ある日途方もない数の死者をもたらす可能性がある。アフリカ大陸、中南米、インド、東南アジアなどが不気味である。
◇人類とコロナウイルスの大戦で唯一の活路は世界が手を結び英知を結集すること以外にない。その一つのきっかけは「7月23日」というポイントである。東京五輪の開催日がこの日に決まった。この日が現実のものとなるか否かは世界各国の協力がいかに進むかにかかっている。先進国はワクチンの開発などで全力を傾注すべきだ。地球的レベルでの産学官の連携を進めるべきだ。その中で日本の役割は極めて大きい。巨大都市東京都の動向はこのような世界情勢を動かす一つの重要なカギである。
◇東京都の注目点は「緊急事態宣言」である。法の筋書きは安倍首相が宣言を出し、それを踏まえて小池知事が具体的に非常の措置を打ち出す。息を呑む瞬間である。直ちに出さなければ手遅れになるという苛立ちの声が聞こえる。一方で経済の大混乱、大停滞を恐れて政権中枢では綱引きが行われている。経済よりも人命だと訴えたいが、経済と人命が密接に結びついているのも事実である。
◇八ッ場ダムが68年ぶりに完成した。この年月と共に私には格別の思いがある。ダム計画の発端は1947年(昭和22)のカスリン台風で、私は小学校1年生だった。旧宮城村の通学路にかかる二つの橋が流された。後に県会議員となって私は八ッ場ダム推進議連の会長として現場に足を運び、議会を含めた賛否の議論の渦の中にいた。天明の浅間焼けのことがいつも頭にあった。下流の一都五県の運命がかかっている。68年の歳月の中で状況は大きく変化し地球規模の大災害の時代に入った。下流地域の治水と利水が格段に重要となった。八ッ場ダムは試練の場に立たされている。台風19号ではあっという間に満水に達した。東京のゼロメートル地帯に密集する人々の運命にもかかわるダムである。(読者に感謝)

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