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2020年04月01日10:01

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人生意気に感ず「志村けんの死とコロナウイルス。自国第一主義とコロナウイルス。植松の死刑確定」

◇志村けんさんが29日、あっという間にこの世を去った。70歳の喜劇王の死は新型コロナの犠牲者として歴史に残るだろう。都内の病院で闘病中だった。都内は爆発的に感染者が増加中で特措法の非常事態宣言が出されるべき事態となっている。志村さんの死はコロナの海に漂流し波間に消えた姿を想像させる。
 ドリフターズは私もよく見て笑った。ドリフトは漂流するで、ドリフターズは漂流者である。私たちは羅針盤を持たない船で大海をさまよっているようなもの。志村けんさんの姿はそんな時世の中で多くの人々の共感を得たのだろう。「変なおじさん」、「ばか殿」の笑いの陰に淋しさを感じさせるものがあった。虚空を掴むようにして海に消える志村けんさんの顔は仮面をとった人間志村の優しい姿に見える。
◇新型コロナウイルスが全世界に広がる。この事態は期せずして世界の課題をあぶり出している。人類が窮地を脱する唯一の道は主義主張を超え、怨みを抑えて協力し合うことである。しかし、世界の現実はそれを妨げる障壁に満ちている。その第一が「自国第一主義」である。アメリカのような超大国がこれを掲げれば余裕がなくギリギリで生きている国々は御墨付きを得たように自分勝手に振る舞うようになる。世界が益々一体化する中で、貧困や争いがコロナウイルス拡大を助けている。西欧とアメリカで爆発的に広がりつつある。この波がアフリカや中南米に広がるのは間違いない。今、燎原の火のように広がりつつある。豊かな大国は自国の状況をしずめる努力と共にこれら行進国を助けなければならない。さもなければ、後進地域の大流行が先進国に押し寄せる事態になる。
 安倍首相は日本の政治家としては珍しい程世界の舞台で存在感を発揮してきた。その実績を活かす時がきた。彼の実態が本物だったか否かが問われている。アメリカ、フランス、ドイツなど世界の指導者との良好な関係を最大限活かさねばならない。
◇相模原大量殺傷事件の植松被告の死刑が31日午前0時に確定となった。弁護人の控訴を被告本人が取り下げたからだ。責任能力の有無の程度が問われた。植松は意思疎通不可の重度の障害者は人間ではない、社会に不要だとの主張を貫いた。確信犯というべきなのか。控訴取り下げで彼への謎は私の胸の中で深まった。死刑執行までを私は見守りたい。(読者に感謝)

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