mixiユーザー(id:12569023)

2019年12月09日10:22

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人生意気に感ず「あおり運転の厳罰化を考える。懲役18年の意味。書道展に出る」

◇「あおり運転」及び「ながら運転」が社会の大問題となり厳罰化の方向が進んでいる。交通は今日市民生活の根幹であり、交通犯罪はそれを脅かす現代の重大犯罪となっている。かつては、殺人・強盗・強姦などといった非倫理的犯罪とは異質なものという受け止め方があったが大きく変化した。交通犯罪は市民生活の秩序を破壊する非倫理犯罪の典型となりつつある。
◇警察庁はスマホやケータイの操作をしながらの運転を厳しく取り締まる方向である。運転中の着信につい取り上げてしまう。ちょっとだからという意識を改めねばならない。ながら運転が交通事故の大きな原因になっているのだ。運転中のながら運転を封じる習慣をつくらねばならない。私は運転時、ケータイの電源を切ることに決めた。
◇あおり運転は新たな危険運転行為としてにわかに社会問題化した。道交法の条文を改正し厳罰化を進めている。きっかけは東名高速道におけるあおり事故である。あおり運転を受けた夫婦が事故に巻き込まれて死んだ。横浜地裁は被告に懲役18年を科し、東京地裁は横浜地裁に差し戻したが懲役18年という判断は変わらないらしい。各地であおり運転が問題となっている。高速道路のあおり運転は危険性が極めて高いから殺人行為にもあたるというべきであるが、あおり運転の定義ははっきりしない。改正はこの定義を定め罰則も一新させる。免許は即取り消しとなる可能性があり、罰金は高額となり、2・3年程の懲役刑も想定されている。法律は常に後追いであるが、制定された法律は新たな秩序を形成していく。いらいらして目まぐるしい社会、そして高齢者が走る高速道に新しい秩序が生れようとしている。
◇6日、第70回記念県書道展に出席してテープカットに参加した。小倉釣雲会長がこの展覧会の歴史を語っていた。スタートは昭和25年であった。最初の頃の応募者がごく少なく、遠方からリヤカーで作品を運ぶ人もあったとか。今回の展示作品は1,919点である。文字離れが進む中での堂々たる伝統文化の流れにほっとし、また感動した。ある来賓は書にはAIにない温かい心があると語った。その通りである。今日の日本には文化の危機が押し寄せている。自らの手で文字を書かない若者の心は文明の利器に害され人間本来の感性を失いつつある。私は日本の危機を見る。書道はその救いである。(読者に感謝)

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