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2019年08月21日10:35

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人生意気に感ず「虐待死判決と現代の母。自分の尿を飲ませるアフリカの母」

◇子ども虐待死、心愛ちゃん。母の罪。衝撃の事件はまだ生々しい。母は、虐待を防止しなかったことで有罪になった。傷害ほう助罪。懲役2年6ヶ月、執行猶予5年。この有罪判決に批判があることを知った。この母はDVの被害者で夫(栗原雄一郎被告)に抵抗できなかったというもの。批判者はこの母を敢えて擁護する。
 DV(ドメスティックバイオレンス)の実態は私の想像を超えるものらしい。それでも私はこの母を許せない。「虐待を制止せず夫に迎合した」と判決は判断したのだ。
 この母親は「これ以上やらないで」、「通報する」と言ったら、夫に酷い暴力を受けた。私はもっと命がけで心愛ちゃんを助ける行為をなすべきだったと思う。
◇この種の事件は多い。最近の若い母は変化してしまったと思う。子を育てる母の使命感、哲学が育っていないのだと思う。心愛ちゃんの次の自筆の訴えが痛々しい。「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生どうにかできませんか」
 傷害致死罪等に問われている父雄一郎被告の公判はこれからである。
◇今、世界の注目がアフリカに集まる中、ある新聞が最貧地域・西アフリカニジェールの母子の姿を報じている。灼熱の砂漠に置き去りにされた母子たちのことだ。この母は自分の尿を子に呑ませる。私は昔、砂漠で遭難した人がラクダの尿を呑んで生きた話を読んだことがある。我が子に自分の尿を飲ませる若い母のことを現実として受け止めることは難しい。人間の世界には極限の状況が時を超えて常に存在するのだと思う。天明の飢饉の時、人は人肉を食ったという。現在の日本は物が余る飽食といわれる中で若い女性は簡単に我が子を殺す。アフリカの現実と日本の現実、この両方を私たちは深く考えなければならない。
◇今朝は「へいわ845」の第101回の日。「アンクルトムの小屋」を終え、リンカーンに進む。リンカーンの偉大さは何かを南北戦争を通して話す。それを終え、草津楽泉園へ飛ぶ。人権の碑建設委員会の会議である。碑文と石材が決まった。11月15日の除幕式に向けて為すべき作業は多い。招待者をどうするかも今日は話し合われる。この企画はハンセン病訴訟の勝訴判決と歩調を合わせる結果となった。「人権の碑」の建設は草津から全国に広がるだろう。(読者に感謝)

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