mixiユーザー(id:12569023)

2019年08月19日10:41

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人生意気に感ず「香港の緊迫の意味。夏休みは子どもにとって何を意味する。自殺する子たち」

◇香港の緊迫が伝わってくる。中国政府は香港との境に多くの武装集団を結集している。強い意志を示してデモを威圧しようとしていると思われる。この武装集団は動くのか。世界中が固唾をのむ瞬間が続く。長く自由主義陣営に居た香港市民は、社会主義中国の恐ろしさを感じているに違いない。香港の人たちはあの1989年の天安門事件の恐怖を私たち以上に知っているに違いない。そのようにはしないという約束が返還時の「一国二制度」である。大幅な自治の約束であった。それが骨抜きにされる。そう恐れることには十分な理由がある。逃亡犯条例が改正されれば反権力者は中国本土に引き渡される。そこには恐ろしい思想改造のための収容所が待っている。デモ参加者が百万を超えた背景にはこのような事情があるのだろう。ある女子大生は「今くじけたらデモすらできなくなる」と語っている。デモすることは表現の自由を行使することで、表現の自由は民主主義を支えるもの。女子大生が語ることは、民主主義の危機を訴えている。香港のデモは地理的にも民主主義と独裁主義の接点に立って民主主義の危機を世界に訴えているといえる。問題がこのように普遍性をもった大きなことなので、中国政府は武力行使に踏み切ることは難しい。天安門事件のようなわけにはいかないと思う。
 中国は世界の超大国として真の存在感を示すためにはこの問題を世界が認めるかたちで解決しなければならない。香港のデモは香港市民にとって絶好のチャンスを迎えている。しかし、いい気になって突き進むと失敗するだろう。世界の世論を味方につけることが勝敗を分けることになる。暴力をふるって警察官に傷害を与えるようなことは敵のワナにはまることを意味する。
 米中対立の最中にあって中国が世界の覇権を担うに値するかを世界の世論は見ているのだ。
◇夏休みは子どもたちにとってどんな意味があるのか。普段、学校でいじめられている子にとってはオアシスなのだろう。ということは夏休みの終わりはオアシスに別れを告げる悲しい日なのかも。内閣府の調査では命を絶つ最も多い日が9月1日。その前後も多い。大人も適応するのが難しい社会。同じく内閣府の調査では中高年の引きこもりが61万3千人(推計値)だと言われる。ある研究者は実際にはその2倍はいると確信する。突き刺すような暑さに中、暮らしずらさもじりじり増す。戦争の体験を苦しむ子どもたちの心に届けたい。(読者に感謝)



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