老いぼれぶりがカメラと人間で逆転しつつあるヨ。

海浜幕張の無聊さに発心したカメラ道楽も今年の秋で四半世紀サ。

当時はライカ同盟てハードカヴァーの本が再版を重ねた位だった、RFカメラで写真始めて一眼レフに乗り換えて再びRFに注目した時には実に前時代的と思ったヨ。

Mでさえ旧式に見えた。スクリューマウントライカなんて、こんなの使えるの？沈胴レンズの鏡面仕上の筒、ピント合わせは手先で直に前後するんだと思ったものサ。

その後、スクリューマウントライカを買って何年も使い、フィルムを使うライカの新品はもう作らないて震災前の報道に驚いてMPを買った。Ｍの方がラクだし露出計が入ってればおのずと楽なＭＰの頻度が上がるヨ。

そうこうする裡に自分の老化が目立ち始めた。でもカメラは変わらず昔のまま。
カメラ道楽では極めて恵まれたけど自分の人生何だったのだろうと敗者の総括をしつつある所サ。


写真のライカは、黒ＭＰが自分の。M4とM3は先輩である吉田さんの。
8/14の夕方、新宿高島屋の中古市見物の帰りでの撮影。