【活きていくうえで・・こころのありかた】

人間というのは

たとえ同じものを見



経験したとしても

個々に感じるものが異なります







この世に生を成してから

一生涯を終えるまで



計り知れない激動があり

それぞれの人生のドラマを



うかがうことができます







時には歓喜したり

時には挫折したりということは



誰もが味わうことでしょう







私たちは

人生のこの一瞬一瞬に訪れるその現実に対し



どのような心で

またどのような氣持ちで受け入れているのか・・







人それぞれなのでしょうが

その『受け止め方』ひとつで



事は大きく変わってくるのではないかと思うのです









もう誰もがわかっての通り

ポジティブにとるか



ネガティブにとるかという

『こころのありかた』です







まずどんな場面や境遇が訪れたとしても



その目の前に起きていることを『現実｣』して



受け入れることが出来るか否か

目をそむけてはいまいか









そしてその出来事を

たとえマイナスだと思うようなことでも



プラスに転じるこころを持てるか否か









くどい言い回しですが　

要は『こころのありかた』次第では



その後の人生をも変えてしまうことがある



といっても過言ではないということです









例えば

『ああ具合が悪い』と言ってみたところで

具合が良くなるのか




『ああ　やりたくないなぁ』と言ったところで

やらなくて済むのか







志望校受験に失敗し

落ち込んだところで

合格するのか



どうしても従わなくてはならない

サラリーマンの転勤が



『ああ　いやだ　行きたくない』と

ぐずぐず言ってみたところで



行かなくて済むようになるのか・・







このような話は日常の中で山ほどあります







いかにいち早くその現状に順応できるか



そしてプラス思考の考えでいけるかどうかが



肝心なところではないでしょうか







その時の自分自身にとって

たとえマイナス要因であったとしても



最終的に思う心や発する言葉は積極的にしたい



そんなふうに思うのです　





それが中村天風師がおっしゃる



絶対積極（ぜったいせきぎょく）のこころなのです









また人間という生きものには

『欲』というものがあります





欲を持つということは

決して悪いことではありませんが



人を羨んだり僻んだりしたところで

自分の何が変わると言うのか



無いものを嫉んだら手に入るのか






悪口や中傷をしたところで

その後の自分の人生が良くなるとでもいうのか









すべては

その人それぞれの



『こころのありかた』ひとつだと思います





『こころのありかた』

『思い方』で人生はきっと変わります






良く思えばそうなり

悪く思えばそうなるのです







そして

人にしたことは

良いことであれ悪いことであれ



必ずや自分に返ってきます





このテーマ明日に続きます