素直な心というものは
人間が本来備えている広い愛の心
慈悲の心を十二分に発揮させる心である
『素直な心になるために』
松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
私たちは本当に幼い頃から
保育園または幼稚園や小学校の頃から
愛の心を教わってきました
人間として大切なこととはなにかを
しっかりと教えられたのです
困った人がいたら助けましょう
などといういたわりの心は
本来人間が持っている真の心です
誰もはじめから
生まれながらにしての極悪人などは
この世には存在しません
みんな血の通った人間として
温かな優しい心を持ち備えているはずなのです
お互いに信じあって大切にしあって
助けあって許しあって
思いやって活きていこうとする姿が
本来人間がもつ真の姿・・
私はそう信じています
それではなぜ世の中では争いごとがおき
いがみあって憎しみあって
終いには尊い人の命までも奪ってしまう・・
そのようなことが後を絶たないのでしょうか
それはやはり人がそれぞれにもつ
とらわれの心というものが
あるからではないでしょうか
一口にとらわれと言っても奥深く
世界を見渡せば
そこには宗教観なども含まれます
またお互いの心が利害というものに
とらわれてしまえば
当然そこには争いがおきてしまい
憎しみもわいてくるのだと思います
あらためて考えますが・・
困った人がいれば助けよう
苦しんでいる人がいれば慰めよう
共に存在を尊きものと認め合い
お互いに活かしあい
そして元氣に明るく楽しく笑って
過ごしていけることこそが
真の理想的人間社会であると私は思います
これは素直な心とは愛の心
慈悲の心でもあります
私はただの理想を語っているのでしょうか・・
現実的にはそうかも知れません・・
しかし私はそう思って活きていきたいのです
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