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2021年05月05日09:52

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5月連休4日目

 今日は1日好天との事。週末のようなにわか雨や夕立の心配もない、と言う事だが……なにせ、ステイホームなのでおいそれと出掛ける訳にもいかないし、今日の横浜は海に近いせいもあって、風が強く吹く時があるとの予報で、バイクに乗るのはどうかな……と言う事で、朝からバイクのメンテ。
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 車体は水拭きしてからワックスをかけ、ブレーキはキャリパー外して水洗いの後、ブレーキクリーナーでクリーンアップ……フロントキャリパーのピストンが1個錆びてるな、これは次の点検の時に交換して貰おう。
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 チェーンも清掃して、まずはこんなもんか。
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 一応、フェンダーの裏までワックスをかけた。
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 でも、あんま綺麗になった感じはない……まぁ、28年オチだからね、コレ。


 夕方、シネマジャック&ベティで、
 「フィールズ・グッド・マン」。

 これは、キャラクターが作者の手を離れてネット上でアイコンとして一人歩きし、やがて人種差別のヘイトシンボルにまでなったキャラクター・カエルのペペの数奇な運命と社会の今現在を、アニメーションを織り交ぜながら描き出したドキュメンタリー。
 ペペを生んだ作者、マット・フューリーの友人であるアーサー・ジョーンズ監督が、マットを助けるために本作を製作した。第36回サンダンス映画祭では審査員特別賞新人賞を受賞している。

 若者のリアルな日常を描きカルト的な人気を博したマット・フューリーの漫画「ボーイズ・クラブ」の主人公、カエルのペペ。マットが、コミックスをネットにアップロードした時から、それは始まった。
 ペペの台詞、「フィールズ・グッド・マン(気持ちいいね)」がネットに拡散、同時にペペがネットミームとして改変され、匿名掲示板・4channelに溢れるようになった。
 ペペの改変を利用を黙認していたマットだが、2016年のアメリカ大統領選時には、オルタナ右翼や、Qアノンら陰謀論者までが人種差別的なイメージとともにペペを拡散。その挙句、ペペが名誉毀損防止同盟からヘイトシンボルとして正式認定されるに至って、マットは大きなショックを受ける事になる。
 その後もペペの乱用はますます加速していき、トランプ大統領の誕生に一役買うまでになり、マットは、弁護士に協力を仰ぎ、ペペのイメージ奪還に乗り出すが……
 
 匿名掲示板にてアイコンなどに利用されるキャラクターは、日本の場合、2ちゃんねる起源のモナーやギコ猫など、アスキーアートによるものが多かったが、アメリカの4channelでは描画されたキャラクターが主であり、その中でも有名な「ペペ」について、その誕生から現在まで描いて行く。
 映画の中では、リチャード・ドーキンス博士が唱えた“ミーム”(人から人へ伝達される文化的・社会的情報)として説明されるが、なるほど、これは言い得て妙――情報と言うものが、あたかも生き物のように、生まれ、そして成長し、進化して行く過程として興味深いものがある。
 近年、ネットワークにより、その拡散と進化のスピードはとんでもなく、一度、手綱を緩めようものなら何処に行き、どう変わって行くか、それはもう誰にも判らないし、止めようもない――これを観ると、ディズニーがミッキーマウスを始め、そのキャラクターの二次利用に厳しい制限をかけ、無断利用に断固とした措置を講じる理由が判るだろう。

 この映画は、物静かなアーティストである青年が、思わぬ事で人生を変えられてしまったドラマとも観られるし、時に暴走する事態に対応する術のない現代のネットワーク社会に対する警告、と言う社会的な一面もあると思う。
 ペペの誕生から、その改変と拡散、マットの起こした著作権訴訟まで、その実態を子細に捉え、提示するのはいいし、マットや、その家族の困惑と苦悩も描かれるのはドラマチックでもある……けれど、マットの友人でもあるアーサー・ジョーンズの視点はいささか一方的に過ぎ、事態に対する考察も欠けているのが物足りなかった所。
 特に最後、ペペが、香港の民主化運動の中で、反体制のシンボルとして担ぎ出されている描写……映画はそれを肯定的に捉えるのだけど、作者が意図せず、そして制御出来ていない、と言う点において、米大統領選の時と本質は変わる事がない、と言う事に触れていない辺りは気になった部分だ。
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