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2021年01月02日15:08

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冬休み7日目:年の始めは……

 年の始めは今年も「年の始めはさだまさし」から。
 だが、今年はコロナ禍により、予定されていた国技館ではなく、NHKのスタジオから放送。観客を入れず、ゲストも来ない、といささか物足りないものだった。

 それにしても夜更かしが出来なくなったなぁ……遅刻して来たさだまさしが2曲目を歌う前に寝入ってしまい、気がついたら最後の曲の直前だった。
 (でもまぁ、結局、2:30まで見たけど)

 そして、明けて元旦は新年恒例のお参りに行った。
 その後で、これまた 毎年恒例の元旦の映画だが……困った、今年は何を観よう?
 狙いは「燃えよ!デブゴン」だったのだが、どうにも時間が合わず……迷った末に、今年最初の映画に選んだのは、
 「劇場版ポケットモンスター ココ」。
 これは、人気アニメ「ポケットモンスター」の劇場版23作目。

 南の国のジャングル、“オコヤの森”――その奥には、森を支配するポケモン・ザルードによって守られた神木と癒やしの泉があった。
 その森で、ザルードによって育てられた人間の少年、ココ。 彼はある日、ポケモン修行の為にジャングルに踏み込んだサトシと出会い、自身のアイデンティティに悩むようになる。
 そして、その出会いをきっかけにオコヤの森に危機が迫り……

 この映画版だが、物語としては「アバター」+「ターザン」と言う所か。
 ポケモン・ザルードは腕に蔓状の触手を持つゴリラ、と言う趣だし、そんなザルードに育てられた人間の子供、と言うのは正にターザン。
 そして、物語後半は神木に守られた森を侵略する人間に、森の生き物(=ポケモン)が総がかりで戦うと言う展開になる……最後の敵はパワードスーツ型の重機なのだから、「アバター」そのまま、と言っていい。
 ただ、決して安易な模倣ではなく、きちんとポケモン世界に取り込んで、感動の物語にしているのには感心した。

 物語の中心となるのは、ココと.育ての親のザルードの「親子関係」を通して、親と子供、と言うものを、それこそ子供にも判るように描くこと。
 親になると言う意味を知ったザルードの“父ちゃん”と、”父ちゃんの子供”だと自覚したココの絆が生んだ、種族も能力も超えた“奇跡”はベタかもしれないけど感動し、ボロ泣き――いい話じゃないか、これ。

 まぁ、アニメとしては、CGとの合成がいまいちだとか、悪役が余りにステレオタイプとか、気になる点もあるけれど、サトシやピカチュウ、賑やかしのロケット団などお馴染みのキャラクターも活躍させ、ちゃんとまとめているのは好印象。
 これでロマンスのひとつも盛り込めば大人の娯楽作としては文句ないと思うのだが、まぁ、「ポケモン」と言う子供向けコンテンツにそれは望めないか。

 とにかく、期待以上の映画で、今年最初の映画観賞として満足の行くものだった。
 それにしても、「ポケモン」でここまで泣かされるとは思わなかったけど、こう言うものが「泣ける映画」だよな……

 帰宅後、元旦DASHを観たが……昨日の夜更かしの影響で眠くて眠くて仕方なく、その後、何も出来ずに寝入ってしまった。
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