土曜夜、何だか疲れていたのだけど、深夜、頭痛で目が覚める。
あまり経験した事のない痛み、しかも吐き気もするので、その時は正直、救急車呼ぼうか、と思ったくらい。
でもまぁ、手足の麻痺や痺れ、言語障害もないので脳障害ではない、と自己診察して落ち着いて、とりあえず、胃腸薬でむかつきを抑えたが、その後、目が覚めて血圧が上がると頭痛が更に酷くなる始末。
結局、頭痛薬で痛みを抑え、カフェインですっきりさせる、と言うヤク漬け状態で日曜の朝を迎えたので、午前中は様子見ながら部屋で過ごし、午後、映画へ行く。(チケット購入済みだったし)
映画は、ブルク13で、
「AI崩壊」
これは、「22年目の告白」の入江悠監督が、近未来社会を舞台に、医療用AIの暴走を描いたサスペンス。
医療用AI「NOZOMI」が広く普及した2030年。
「NOZOMI」開発の功労を認められ、総理大臣賞表彰式出席のため、開発者の桐生が帰国したその日、「NOZOMI」が突如暴走し、命の選別と殺戮を開始。
AI暴走と、テロの容疑をかけられた桐生は、警察による監視と追跡をかいくぐり、決死の逃亡劇を繰り広げるが……
この映画、邦画としては金もかかっており、一応、「近未来SF大作」と銘打てる作品ではあるのだけど、ストーリーはぐだぐだ、ミステリーとしては犯人が最初っからバレバレ、タイムサスペンスは盛り上がらず、SF考証は噴飯もの。
原作あり企画が大半を占める中で、劇場版オリジナル、と言う気合いは認められるが、今更、「人工知能の反乱」などと言う古典的なアイデアで勝負しよう、と言う辺りからもうSF的なセンスが欠如しているのがはっきりしている。
駄作とまでは言いたくないが、どうにも残念な1本だ。
本日2本目は、
「バッド・ボーイズ フォー・ライフ」
これは、ウィル・スミス主演の人気アクションシリーズ17年ぶりの第3弾。
マイアミ市警のベテラン刑事マイクは、相棒のマーカスの孫の誕生祝いのパーティーの後、何者かに命を狙われる。
何とか一命は取り留めたものの、その後も、マイクの周囲の人物が次々に暗殺され、マイクへの復讐の意図は明確だ。
マイクは、独自に捜査を進めるが……
バッド・ボーイズ久々の新作だが、ハタチ過ぎの実の息子とどつき合い、相棒には孫まで出来た、となったら、既に、
「ボーイズ」
ではないのでは?
まぁ、まだ続編を作る気のようだが……、
今週は、水曜に、ららぽーと横浜で、
「ナイブス・アウト」(21:10)
の予定。
「彼らは生きていた」
が今週はどうにも入らなかった……何とか来週までやっているといいが……
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