金曜はららぽーと横浜で、
「嘘八百 京町ロワイアル」。
これは、中井貴一と佐々木蔵之介W主演のコメディの続編。監督は、前作に引き続き武正晴。
大阪・堺で幻の利休の茶器で大勝負を仕掛けた古物商の小池則夫と陶芸家の野田佐輔は、ひょんなことから京都で再会。
そこで出会った着物美人の志野のけなげな想いにほだされた二人は、天下一と称された武将茶人・古田織部の幻の茶碗のうつし(複製)を志野に譲る。
だがそれは、有名古美術店店主の嵐山や大御所鑑定家、さらにはテレビ番組をも巻き込む大騒動になって行き……
この映画、演者がいずれも芸達者なだけに、まぁ、面白いは面白い。
だが、わぁわぁ騒ぎ立てるドタバタ騒ぎだけが面白い、と言う安っぽい演出には正直うんざり。
「オーシャンズ11」とは言わないが、このキャストであれば、見事なコン・ゲームが見せられるはず。
勿論、コミカルさはあっていいし、ドタバタギャグも否定はしない。だが、決める所は決めて欲しいのだ。もっと、こうメリハリつけた演出、って出来んものなのだろうか?
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