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2019年12月09日00:42

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金曜は……

 虎ノ門へ外出、仕事の後、ヒューマントラストシネマ有楽町で、
 「幸福路のチー」。
 これは、東京アニメアワードフェスティバル2018長編グランプリを受賞した台湾のアニメ映画。ちなみにこれが台湾初の長編劇場版アニメとなる。  
 監督は、本作が初のアニメ作品となるソン・シンイン。ヒロインを人気女優のグイ・ルンメイが演じる他、「セディック・バレ」のウェイ・ダーション監督が、声優として出演している。

 故郷の台湾を離れ、アメリカで暮らしているチーは祖母の死の知らせを受け、長く帰っていなかった実家のある、幸福路へ戻る。
 台北郊外の田舎町だった故郷は記憶とずいぶん変わっていて、同時に、自分も変わってしまった事に気づかされたチーは、子供のころの懐かしい思い出をたどり始める……

 これは台湾版の「おもひでぽろぽろ」とでも言うべき作品か……絵柄としては「ちびまる子ちゃん」のようでもある。
 内容としては、変わって行く街並みと人々、変わってはいけないものを「思い出」を軸に対比させて描くもので、郷愁を誘うと共に、人生のままならなさを描く、一定年齢以上の大人でないと価値の判らないであろうもの。
 この物語を描くのに、この絵柄が妥当であったのか……また、一部、シーンの繋ぎに違和感を感じるなど、初の長編劇場版アニメと言う事で至らぬ部分も散見されるものの、よい物語であるとは思う。

 正直、贔屓のグイ・ルンメイが出演しているので観たようなものなのだけど……この物語なら、実写で、グイ・ルンメイ主演で観たかったと言うのが本音だったり……
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