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mixiユーザー(id:124952)

2019年08月15日10:39

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金曜は……

 連休前の金曜は、休暇取得推進日なので、率先して休む。(爆)

 そして、映画三昧。
 まずは、新宿 シネマカリテで、
 「チャーリー・セズ」
 の予定だったが、チケットを事前購入したのにも関わらず、時間を間違えて間に合わないと言う体たらく……何をやっているんだか。 

 「チャーリー・セズ」は、1969年に起きたハリウッド女優シャロン・テート惨殺事件で知られる、カルト集団を率いたチャールズ・マンソンと彼のファミリーを描いた映画。
 これは幾らでもセンセーショナルに描けそうな題材だけど、映画はマンソンのファミリーに勧誘された女性を中心に据え、マンソンが如何にしてファミリーを洗脳して行ったか、そして、その洗脳が如何に強固なものであるかを描いており、カルト集団だけでなく、組織と言うものが、それを構成する人間に如何なる影響を与えるかを知る意味で大変見応えがある、
 しかし、ファミリーに勧誘された少女が、唆されて1件の殺人に関与しただけで終身刑とは厳し過ぎるようにも思ったが、マンソンの洗脳を解けない以上、放免も出来ない、と言う辺りが厄介な所なのか……

 新宿から渋谷への移動の最中、ちょっと寄り道。
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 JR代々木駅前のこの古いビル。
 「天気の子」
 に登場する、天と繋がっている社のある廃ビルのロケハンがされた所なのだとか……とは言え、既に解体作業が始まっており、聖地巡礼の場となる前に解体されてしまいそうなので、折角なので行ってみた次第。

 2本目は、ヒューマントラストシマ渋谷にて、
 「トム・オブ・フィンランド」。
 これは、今年公開される「トールキン 旅のはじまり」のドメ・カルコスキ監督が、20世紀のゲイカルチャーに革命を起こしたアーティスト、トム・オブ・フィンランドの生涯を映画化したもの。
 第二次大戦後のフィンランド。同性愛者のトウコは、密かに逞しい男たちの絵を描き続けていたが……

 男性同性愛者のうち、所謂“ハード・ゲイ”と言う男性美を誇張したようなスタイル――イメージとしたら、レイザーラモンHG。レザーウェアにサングラス、肉体美を押し出し、しかもやたら陽気――それを、事実上作り出したのがトム・オブ・フィンランドことトウコなのだ。
 戦中から戦後のフィンランドでは、同性愛は違法であり、知られれば処罰され、社会的生命を奪われる事にもなりかねない。そんな中で、取り締まりに当たる軍人や警察官に羨望を抱いてしまうのだから、このトウコと言う人もいい加減倒錯してる。
 トウコは、そんな妄想を絵にするのだが、そんな作品、フィンランドでは公に出来る訳もない……でも、そんな男性美を賛美するイラストが、アメリカでフィットネス雑誌の表紙を飾った事から注目され、やがて同性愛者に対する社会的容認が進んでいたアメリカで、ゲイカルチャーを作り上げて行く……と言うのは一種のサクセスストーリーであり、カタルシスを覚える部分。
 惜しいのは、全体的に踏み込みが浅く感じられる事。ゲイカルチャーの先駆者としての自覚と責任、と言う所もそうだし、“運命の人”と思った遅い初恋の人を、こともあろうに兄に寝取られた妹――これは最早ブラックジョークになっているのだけど――のその後なども気になってしまった。

 3本目、更に有楽町へ移動、ヒューマントラストシネマ有楽町で、
 「風をつかまえた少年」
 これは、2010年に出版されたノンフィクションを、俳優のキウェテル・イジョフォーが初監督作品として映画化したもの。
 貧しいアフリカの国・マラウイ。干ばつで学費が払えなくなり、中学校を退学した14歳のウィリアム。飢饉で村を捨てる人が続発する中、乾期でも農作を行う為、独学で風車を使った自家発電により、揚水ポンプを駆動して灌漑を行う事を思いつくが……

 これは、勉学と、科学知識によって人々を救う、少年の立身出世の物語。
 最貧国の貧しい農村の子だったウィリアムは、その知恵と創意工夫で村を救い、そしてタイム誌の「世界を変える30人」に選ばれるまでになるのだから。
 そんな、エピソードとしては非の打ち所がない物語を語るこの映画は、子供たちに学ぶ事の大事さを伝える秀作ではあると思うが、惜しいのは、このクライマックスを父と子のドラマにしてしまったこと。
 確かに感動的な展開ではあるのだけど、この類い希なエピソードを、ありきたりな親子の和解のドラマに吸収させてしまったのには勿体ない、と思ってしまった。

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