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2018年06月24日12:48

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 土曜の映画

 土曜は、映画3本。

 1本目は、
 「オンリー・ザ・ブレイブ」。
 これはアメリカの森林消防隊の活躍を事実に基づき描く映画。
 消火に当たっては山林の中、と言うこともあって放水はせず、溝を掘り、その手前の灌木や草木を切り、場合によっては燃やし、「火を以て火を制す」と言う活動も興味深かったし、ジャンキーの青年が子供が生まれた事をきっかけに消防隊員として立ち直って行くと言うドラマもいい。
 クライマックスは奇跡を描いてハッピーエンドにするのかと思っていたら・・・これ、実話だったか、やられた。

 2本目。
 「猫は抱くもの」。
 これは沢尻エリカ主演の奇妙な映画で、元アイドルのアラサー女性が新たな一歩を踏み出すまでのドラマを、猫との交流として描く。
 しかも、猫を擬人化、映画も舞台劇を撮影したような演出となっている。
 ただ、舞台劇のような演出は、却って切実でありがちなヒロインの悩みの現実味を削ぐ感じで、どうにも乗れず・・・
 物語の方も、クライマックスとなるゴッホに想いをぶつけるシーンで、何で彼女のことをゴッホが知っているのか、とか腑に落ちない箇所が多く、肝心のテーマを浮かび上がらせないのに苛つく。
 映画後味は決して悪くないが・・・これはもっと素直に見せてくれた方がよかったのではないか?

 3本目は、
 「29歳問題」。
 これは、香港の舞台演出家、キーレン・パンが12年に渡って公演してて来た舞台劇「29+1」を、キーレン・パン自身が監督して映画化したもの。

 2005年、香港。30歳目前のクリスティ・ヨックワンは、勤めている化粧品会社の社長に認められてマーケティング部部長に昇格が決まった一方、長年付き合っている恋人とはすれ違いの日々。
 このままキャリアと積むのか、結婚して家庭を選ぶのか・・・30歳と言う年齢が、その決断を迫るようで彼女は日々悩んでいた。
 ある日、借りていたマンションの大家から立ち退きを迫られた彼女は、次の住いが決まるまで、海外旅行中の女性が1ヶ月間借りさせてくれると言うアパートで暮らす事になる。
 その部屋主であるティンロが残していった日記に綴られていた、人生を満喫する日々を見て、ヨックワンは更に悩み・・・

 これは決して女性だけの物語ではなく、人生をどう生きるか、と言う物語。
 社会的な地位と報酬・・・そうした“成功”を求めて心をすり減らす日々と、夢に向き合って笑顔で暮らす日々を対比させるのは確かに巧みで、この物語が根強い人気を以てロングランを続けているのにも納得。
 ただ、終盤で明かされる秘密はちょっとありがち、と言う感じもしましたが・・・

 ヨックワンを演じるクリッシー・チャウは長身でスレンダー、顔立ち(特に起き抜けのすっぴん顔)と、年齢も長澤まさみに似ており、これは、長澤まさみで日本版リメイクしてもいいかも、とか思ってしまった。
 
 気になったのは、終盤の展開――先に述べた秘密が明らかになる場面――の不自然さ。
 この舞台劇、元々はヨックワンとティンロの二役をキーレン・パンが演じていたそうで、それで納得。だとしたら、映画版でもクリッシー・チャウの二役でよかったんじゃないか、と・・・
 
 
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