先週末は、
金曜夜に、
「スプリット」
「メッセージ」
土曜日は、
「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」
「作家 本当のT.J.リロイ」
日曜に、
「夜明け告げるルーの歌」。
「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」だけど、これは、意外と言ったら失礼かも知れないけれど、真っ当で本格的なマスクヒーローの誕生秘話になっている。
やってることは、殆ど「スパイダーマン」。でも、主人公を中年男とした事で、決してアクションだけじゃない、大人向けの物語となっているし、SNSを有効なアイテムとして活用しているのもいいし、ギャングまでもがYoutubeするなどの風刺も効いていて、なかなか現代的。
これはおもしろかった。
あ、あと劇場では何故かこんなの入場特典でくれた。
「夜明け告げるルーの歌」(これ正しくは「夜明け告げるルーへの歌」だよなぁ・・・)は、「夜は短し歩けよ乙女」の湯浅監督の新作。
京都+酒飲み+人外+こじらせ童貞と言う、マニアック設定の「夜は短し歩けよ乙女」に対し、少年と人魚の歌を通じたファンタジーと言う一般的なものとなり、
その内容と展開は、「崖の上のポニョ」と大差ない。
しかし、そのビジュアルインパクトは、「ポニョ」以上。
これは凄く面白いし、見応えがある。
湯浅監督の才能は本物だ。
でも、劇場はガラガラだった。
ま、確かに、昨年はアニメ映画の当たり年だったし、今年も好調だけど・・・先日、「ひるね姫」も不発で・・・ブランド確立してないオリジナルアニメなど、誰も観ないのが現実。
湯浅監督の才能が本物だけに、勿体ない気もするけれど、結局、現在のアニメ映画は、原作付き(「コナン」、「ワンピース」、「ドラえもん」)か、国民アニメ(ジブリ、地図)しか観て貰えない。
湯浅監督の売り出し方を間違えた、と言うか・・・これで、この才能が埋もれてしまう事がないといいけどなぁ・・・
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