仕事で外出。
仕事の後、虎ノ門から渋谷に急ぎ、ヒューマントラストシネマズ渋谷で、「ノック・ノック」。
「ノック・ノック」は、キアヌ・リーヴス主演、妻子持ちには凄く怖い(はす)のスリラー。
内容は、週末、妻子が海へバカンスに出掛けたのに、仕事の為にひとり留守番する事になった男が、雨の深夜、道に迷いズブ濡れになった美女2人を家に入れた事から始まる。
美女のひとりは黒髪スレンダー、もうひとりは金髪ベビーフェイスのスリムボイン。
その誘惑に負け、天国のような夜を過ごしたものの、翌朝から地獄を見る羽目になる、と……
これは男子であれば陥落せずにいられるのがほぼ不可能、と言う無理難題で、なるほど、こりゃ妻子持ちには怖い話だろう。
ノック・ノック
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=124952&id=3953533
尚、美女2人の黒髪の方、ロレンツァ・イッツィは監督のイーライ・ロスの奥さん。(撮影当時は婚約者)
素っ裸での濃厚ラブシーンに、キアヌもさすがに、
「監督、君のフィアンセだろう?いいのか?」
と訊いたのだとか……
(それにしても、映画監督には「嫁の裸を使うのはタダ」と言う人でなしが多いなぁ)
ちなみに、ロレンツァはホラー好きのイーライ・ロス監督の理解者で、「グリーン・インフェルノ」でも主演を務めている。監督もそれで結婚したのだけど、結婚して同居する事になったら、ロレンツァは家中に溢れるイーライ・ロスご自慢のホラーグッズを「キモチ悪いから片付けて」と全部仕事部屋に押し込んでしまったのだとか……「彼女」から「女房」になる、と言うのはそう言うことか……
「ノック・ノック」見終えて表に出るとまだ薄明るい……では、もう1本行けるか。
と言う訳で、渋谷TOEIで、「サブイボマスク」を観て帰ろう。
サブイボマスク
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=124952&id=3953528
これは、元ファンキ・モンキー・ベイビーのファンキー加藤の初主演映画。
それにしても、松岡修造の劣化コピーのような暑苦しい男を、演技経験の少ないファンキー加藤がぎこちなく演じる前半はかなり寒い出来で、挿入されるアニメも空回り気味。久しぶりに席を立ちたくなるほどだった。
もっとも、ファンキー加藤、ステージ(例えそれがビールケースの上であっても)に立ち、マイクを握れば本領発揮。力の入った歌唱シーンは確かに「感動のサブイボ」もので、後半は大分印象を好転させたが……
そして、この映画にとって痛かったのだ映画公開に重なったファンキー加藤の不倫騒動。
映画中で演じる、裏表のない真っ直ぐな男のイメージ崩壊……は確かにそうだけど、それにしてもここまで騒ぐことか?
映画舞台挨拶では、ヒロインの平愛莉にまで、
「(映画中の)元カレの加藤がご迷惑をおかけしました」
と謝罪させるとは……この国は何処かオカシイんじゃないかね?
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