ぼくのまわりを取り巻く
ヴェールのような
薄い殻
存在しないぐらい
薄くて 透けてて
そっと触れただけで
ふわって
消えてしまいそうな
殻
けれども
その殻を 突き抜けて
その先の景色に
触れることが
出来ない ...
どんなに
手を 指先を
伸ばしても
ずーっと そこから
その先に
突き抜けられない
殻
だから いつも
ぼくの視線の先には
その殻に覆われた
世界が
広がってる
でもね
いつか
いつか きっと ...
その殻の先の風に
触れられる
気がする
ぼくの だから
ぼくが作った
カラ だ から...
きっと
ここ から ...
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