mixiユーザー(id:12444871)

2021年07月10日20:04

33 view

徐々に日常に戻る「演劇」の世界


今年、演劇などの業界はコロナ禍からの復活を模索しているのでしょうか。
平成中村座の公演の後も、「木ノ下歌舞伎・義経千本桜−渡海屋・大物浦一−」、「西遊記」と立て続けに公演がありました。

「木ノ下歌舞伎」は、源平合戦後の史実に、筋書きは忠実に、しかし演出は恐らく歌舞伎というジャンルではないのでしょう、スーツ姿やスカート姿の演者も登場し、セリフも現代語の方が多い。
ある人は「木ノ下歌舞伎」という劇団の普通の演劇の一演目として思えばどうでしょうかとのこと。
しかし、松竹の平成中村座と違い、小さな一劇団なので、舞台転換などないなかで、よく舞台構成を考えていると思いました。

その翌週は「西遊記」。こちらはプロでなく、約3年間舞台芸術を学んだ人たちの卒業公演。「西遊記」自体が誰もが知っている話しなので、引き込まれやすいので、これを演目に決めた演出家のセンスがいいと思います。
実際の演技も、悟空、八戒、悟浄、そして三蔵法師、それを迎える側の妖怪、1人が固定した役を演じないのも、各個人が多彩な学習内容を披露する目的があるのでしょう。入場料を1,500円の抑えてあるのも、あくまでプロでないという前提があるのでしょうけど、十分楽しめる内容で、実際ほぼ満席でした。

4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年07月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の日記

もっと見る