長野県は南北
に広く、食べ物の習慣も大きく違います。長野県全体が名物と言えるのは「蕎麦」くらいでないでしょうか。他に「おやき」、「漬物」も全県とは言えない食べ物です。
そんななか、最近食べた二品
。
一つ目は、「根曲がり竹」。長野県内でも、北部で食べられていたものでした。こちらではあまり知られていなかったですが、交通、情報が便利になり広まった感じです。
代表的な食べ方は、サバの水煮缶とともに味噌汁にするもので、妻の妹夫婦が山歩きが好きで、北部の山で採ってきてくれました。北部に行くと普通に売られてもいます。こちらでも農協の直売所などで見かけることが増えました。
恐らく、昔は物流が発達していないときに海無し県の長野県で、魚の缶詰めと一緒に食べる工夫をしたのではないでしょうか。
もう一品は、「円揚げ(つぶらあげ)」。ニジマスの唐揚げで、名前は、揚げると丸まってしまうのでとか、マル
は円満につながるからなど、諸説あるようです。
こちらは、隣の安曇野市ではよく食べられていますが、松本市では殆ど食べる人がいない、不思議な食べ物です。
実際、私も数回目です。味は川魚の普通の唐揚げですが、隣り合った市で、全く知名度が違う不思議さがあります
。
まあ、松本、塩尻では一般的な「山賊焼き」は、安曇野ではあまり目にしません。
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