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2020年05月21日20:08

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篠ノ井線廃線跡


歩くことで、暇つぶしという感じです。
今回は、松本駅から2駅北の明科駅から旧篠ノ井線の廃線跡をたどってきました。
廃線と言っても、路線は、松本、長野の幹線で、新線に付け替えられて健在です。昭和63年まで使用された旧線跡を辿りました。この頃は、複線化の構想があり、新線トンネルができたのですが、新線も今も単線のままです。

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明科駅を出発すると、すぐトンネルに入る現在の線路と分かれ、しばらく歩くと舗装路が途切れた場所からウオーキングコースが始まります走る人

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架線柱が残り、幅からしてもいかにも線路があったと思われる道を辿ると、三五山トンネルというレンガ張りのトンネルが現れ、ここまで来ると誰でも鉄道廃線跡と分かるでしょう電球。内部もレンガ張りとなっていますが、所々剝がれ落ちてきており、廃線から30年以上経過していることが納得できます。

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その先には、勾配標、キロポスト、中継信号機信号などが、少し朽ちていますが、残っています。勾配は25パーミル(1000mで25m登る)を示しており、国鉄末期まで残っていた急行「赤倉」はディーゼルカーだったので、この区間に入ると目立ってスピードが落ちたものです。SLの頃は、もっと難所だったことでしょう。

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さらに進むと、道路との交差部には踏切の警報器が、そしてレンガの橋梁も残り、手軽に訪れられるわりに、鉄道の色濃さが目につきます。
まだ、山桜がきれいに咲いている姿もありました桜

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最後は潮沢信号場という、単線でのすれ違いに使われた場所に出ます。勾配が続く本線横に、平坦な引き込み線があり、鉄道好きなら信号場独特な雰囲気が分かります。
片道6.5kmくらいのようですが、勾配が鉄道が走れる25パーミルが最大なので、無理せず歩けるいいコースと思います指でOK

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帰り道では、行きに目にした蕎麦屋の案内板を辿ると、人里離れた場所にひっそりと店舗がありました。もちろん車でアクセスできますが、それでも相当国道から離れています。知る人ぞ知るという感じです。
意外性があり、蕎麦はつゆが甘いのが気になりますが、サービスで付いてきた漬物などが美味しかったです。
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明科側を望むと、まさに山の中を辿ってきたのが分かりました富士山

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