地方創生フォーラムin長野

昨日は、地方創生フォーラムin長野に出かけてきました。フォーラム内容はさておき、池上彰さんの「学び喜ぶ」という基調講演があったので、ぜひ聞いてみたかったのです。

テレビではおなじみですが、この方、長野県松本市出身ということを初めて知りました。また、本人からＮＨＫ時代はアナウンサーをしたことはなく、記者であったと話しがあったことも意外でした。

それなのに、知識が豊富で、話し上手。テレビでの口調と全く同じ話し方で講演は進みます。
ＮＨＫで「週間こどもニュース」という番組でお父さん役を務め、子どもにどうやってニュースを解説するかという立場になり、学習する「インプット」だけではすぐその知識は忘れてしまうけどでなく、人に伝える「アウトプット」を意識すると、自分の知識になっていくそうです。

そして、様々なことに興味を持つことで学習の幅が広がり、地理、歴史がつながっていくことを、「コロナ、インフルエンザなどのウィルス」と「アメリカとイランの関係」の2例の具体例を聞くと、なるほどと思うのでした。

そこには、「無知の知」、自分は何も知らないことを知ることが必要だと、何も考えない人は、自分が無知であることにさえ気づかないと言っていました。

そして、様々なことに感心を持ち学習することで、しわが寄る、白髪になるなどの見た目は老いはあっても、内面は老いていかないと解説がありました。
なるほどと思うことばかりでしたし、予定時間を1分30秒しかオーバーしないでまとめる能力もすごいと思うのでした。

第2部の「これからの地域の暮らしと学び合い」と題したパネルディスカッションでも、まとめ役を務められ、わざわざ長野まで出かけた甲斐があったと思います。


このフォーラム前に長野駅からほど近い中華食堂で「唐揚げ丼と見に塩ラーメン」でランチとしたら、この塩ラーメンがタイの屋台によくある麺料理の味によく似ていました。こちらにもタイ料理屋はあるのですけど、私はパクチーが嫌いなため、好んでタイ料理を食べないのです。
タイでは、この麺料理にもパクチーが入るのがスタンダードです。