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2020年05月28日08:17

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やったことは、極悪非道。擁護できないが…「こんなに他人に優しくされたことはなかった」

頭にこびりついていることがあります。
「こんなに他人に優しくされたことはなかった」
という青葉の発言です。その際の、文春などでは、女性看護師と報道されていますが、おそらくはその方を含む多くのスタッフを指した、青葉の本音でしょう。

近大の熱傷センターで治療を受けて、加害者だから移植用の皮膚を使わせてもらえなかったにも関わらず、青葉は生還します。

移植用の皮膚バンクの皮膚を使わなかったのは、被害者優先ですから、当然です。
それにしても、九割のやけど。助からなくても当然であり、助かったのは奇跡です。「まあ、こんなもんでいいか…」「このくらいが、相場だな…」といった少々の気のゆるみから青葉が死んでも、誰も文句は言わないでしょう。
そのような状況下、必死で治療した近大の熱傷センターの方に、一人の市民として敬意を表したいと思います。

青葉の、「こんなに他人に優しくされたことはなかった」という発言は、青葉や近大にとってだけではなく、我々にとっても、この上なく重いです。
福祉を行わなけばならない理由は、ここにあるからです。

アメリカのような大量無差別殺人がなかなか起きないのは、一つには銃の規制が行われているせいもあります。
もう一つは、青葉といえども治療してもらえる社会制度があるためです。

惜しいのは、青葉がこの体験を犯行前にしていたら…ということです。彼にとってお医者さんは、単なる頭のいい順調にいったお坊ちゃん、看護師さんはセクシーな女性でしかなかったかもしれません。病院は退屈なところで。。そうではないんだ、というのは、体験しないとわからないことでしょう。

秋葉原の加藤のような事件も、京アニの事件も、犯人が孤立していなければ起きなかったでしょう。証拠は、加藤の供述です。
青葉や加藤を死刑にするだけでは、何の解決にもなりません。

犯罪は、民情の反映だからです。


■容疑者に手錠なし、「やけどを考慮」 京都府警が会見
(朝日新聞デジタル - 05月27日 15:58)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6097449
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