実際問題として…

■国内のスポーツ・文化イベント、2週間自粛要請へ　首相
(朝日新聞デジタル - 02月26日 13:23)
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手を伸ばせば届くところに患者がいて会話をしたら、濃厚接触ということになるそうです。
今日は、大学病院で大腸内視鏡の検査でした。ベンチのようなところにキチキチに座って順番を二時間も待ったから、濃厚接触でしょう。
「軽症者は病院にかかるな」「みだりに検査を受けるな」という意見は、ごもっともです。病院の入り口には、アルコール消毒液が置いてあるだけです。別の病気の疑いで来院した患者や、医師や看護師などが病院を媒介にして感染するという事態は、免れません。

もっとも、今日はその前に、丸ノ内線に乗っています。隣の人と、肩などがぶつかる混み方ですから、これもまた濃厚接触です。

四月からは、新学期です。学生を数人組にして行うワークショップなどがあります。やめるわけにはいきません。

恐らくほとんどの教育機関は、四月以降は、大流行しても閉鎖しないでしょう。文科省が単位認定の特例を作ってくれない限り、動きがとれません。良心的に閉鎖したら、四年制大学は五年制になってしまいます。

だが、今は学年の変わり目ですから、完全に学校を閉鎖する絶好の機会。訳が分からない集会や進級説明会や留学説明会、懇親会などを中止し、大学のサークル室などの使用を禁止すればいいわけです。

ところが、そういう話は、あまり聞こえてきません。

素人ですからよくわかりませんが、
仮に流行に波があり、この二週間を乗り切ったら収まる、あるいは流行の速度が鈍くなるなら、二週間に限って電車を止めてもいいと思います。
止まったらどうなるか…大地震などを想定したシミュレーションはしてあるでしょう。首都圏の場合、物流はトラックですから、スーパーやコンビニは品薄にはなりません。

今日の丸ノ内線は、マスクをした人の割合が少し高かった程度で、何も変わっていません。あの中に保菌者がいたら、残念ながら、防ぐすべはありません。本当に新型コロナが怖いなら、地下鉄は止めるべきですし、その前に、止めたらどうなるか…という地震を前提とした研究を公表するべきでしょうね。

要は、
地下鉄運休　→　影響や反発が大きすぎる。
ライブなどの中止　→　対策しているんだというアッピールになる。

…という、ウルトラくだらない政治判断に過ぎません。

東京ドームで、ファールを選手が打つと、試合開始時ならともかく、打った直後に「お客様に申し上げます。打球の行方には、くれぐれもご注意ください」というアナウンスが入る。

世間で同じ業種でセクハラ事件が起きる。そうしたら、効果ゼロ（笑）の、セクハラ防止研修を行う。

要するに、
ウチは、対策しています。
というアリバイ作りです。どこかの、下らない会社がやるならともかく、一国の首相がこの程度では、困りますね。