過疎問題。

伊豆の別荘が“マイナス50万円”でも売れない？　空き家問題で増え続ける「マイナス価格物件」の実態
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5982898

友人に、ネカフェ難民を帰農させる運動をしている人がいます。家はタダ。年収は四百万以上。博打みたいなもんですが、高原野菜などをうまく作れば、一千万になることもあり得ます。

そうしないと、
日本の環境はメチャクチャになります。
山を見てみましょう。
スギやヒノキなど、人間の役に立つ樹木しか植わってません。人が植えたからです。一切、人の手がかかってない、処女林は、北海道のごく一部にしかないそうです。

また、
河川の勾配がナイル川の何倍もあるのに、日本が砂漠にならないのは、水田という人工の貯水池があるからです。

水があると、バクテリアや、デトックスを食べる生物が育ちます。なんと、井戸の中にすら、そういう生態系があり、汚物が分解されるシステムができています。

後継者のない農家の後継ぎを、都会の貧乏な若者がやるのは結構な話ですが、若者側の希望者がいないそうです。
そりゃあ、テレビであれだけ都会のかっこよさを流せば、田舎でのんびりなんてできないでしょうね。
また、受け入れる村側の問題も多く、金蔓としか見ていないという話も聞きます。

政府の中流サラリーマンを大量に作る政策が、いかに大失敗だったか。
また、老朽マンションなどが、法令の未整備のためにどんなにややこしいことになっているか。

このニュースのポイントは、所有権は放棄できないこと。
毎年、固定資産税を払い、
滞納者が多ければ、エレベーターは止まり、
タイルが剥がれておち、通行人が死んだら、他の所有者と連帯して賠償しないといけません。

ネットに散見される
「住めなくなるまで、住めばいい…」は、
嘘っぱちもいいところです。世間には法学部卒も多いでしょうに、どうしてこんな嘘っぱちを信じるのか。

他人任せの日本人の無責任なメンタリティと並び、
政府の無策を検証する、格好の題材です。