ここでいう、学生寮とは、業者が募集するものであり、大学の運営するものではないですね。だから、旧世代が強調する、有名な京大吉田寮の素晴らしさのようなものは、味わえません。
プラス面
他大学の学生の生活に触れることができる。
私事ですが、娘が高校生のころに予備校の現役クラスに通いました。
雙葉の子と親しくなったのですが、いい家の令嬢、頭も性格も容姿もピカ一…と、さすがに、「ヒッ、ヒェ〜〜」となったようです。
また、ある高校生が、某滑り止めの大学に大学生活について話を聞きに行って、そこの大学生に、
「みんな、遊んでいるよ。でも、明治だって遊んでいるよ。」と言われたそうです。
オメエが遊ぶのと、他大学の学生が遊ぶのとは、違う。それにしても、「明治」とは、この名前が出た時点で、ダメ。本当は、東大とか言いたいけれども、自分がバカ大学だとわかっているから、体育会の学生も多く、全員が勉強しているわけではない、明治あたりで遠慮した…という負け犬根性が、ミエミエです。
といっても、明治で勉強するヤツは、旧司法試験を在学中に突破します。
自分と人が同じようにみえたら、ダメです、また、流行の髪型をして彼女を連れて飲みに行くという、表面だけみても、ダメです。
他人から学ぶということが出来なくなるからです。特に文系の場合、教授から学ぶことも大きいですが、他人の言動から学ぶことが最大の学びでしょうから。
高校や大学は、他人に染まる時期です。
しかも、自分が属している学校のマジョリティに染まります。
若いころバイトしたある予備校の現役クラスで、「お金を拾ったら、届けるかどうか」という話をしました。場所は、船橋です。船橋高校や県立千葉高校、市川高校などの名門校は、全員が「届ける。落とした人が気の毒だから。」といい、下の偏差値の高校は、ほとんどが、「お前ら、ナニ、善人ぶっているの。着服するに決まっているじゃん」といいました。ショックでした。
だから、自分が属している場以外の、他の場のマジョリティを知ることは重要です。
また、東大のような大学の学生も、他大学の学生に偏見を抱かなくなるという面で、他大学の学生との触れ合いは大切です。学力(というより、18歳の時点での基礎学力)だけで人生は渡れません。その結果、「何であんな奴らに、先を越されるんだ…」と、アイデンティティクライシスに陥る人もいるわけです。
マイナス面
そんなに、安くはありません。
女性の場合、セキュリティは魅力でしょうが、風呂付き五万くらいの物件をうまく探した方が、お得な場合が多いです。
派閥抗争のようなものがあることがある。
勉強と考えるには、貴重な大学生活のある時期を台無しにされます。代償が大きすぎますから、このリスクがある以上、決してオススメしません。
「7畳の学生寮」に住む大学生が増えている、いくつかの理由
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5978426
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