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2020年01月31日08:10

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禁煙百日程度。

十月十六日から禁煙ですから、百日前後が経ちました。

1 嗅覚が鋭くなった。

最初は、臭くて電車に乗れないくらいかと思っていました。「聞き耳を立てる」という言葉があります。「嗅ぎ鼻を立てる」ということになるのでしょうか。意識をすると、いろいろなものを嗅ぎ分けられます。
しかし、電車の中や仕事場は、ヘアスプレーだのサロンパスだのというくだらない匂いばかりですから、カットしているのでしょう。

視覚と似ています。たとえば、コンタックスのレンズは、人間が普段カットしている色を拾います。たとえば、壁が半分微かに茶色になっているなど。しかし、肉眼では、カットしています。生存に関係しないからです。

だから、嗅ぎ分けてしまうのは、特殊なものです。
たとえば、食べ物。
チラシ寿司のランチをよく食べますが、ネタがケースの中で何の隣にあったか(例 このイカの隣は鯵だなあなど)が香りでわかるほどです。
恐らく、(そういう機会はありませんが)女性の匂いなども嗅ぎ分けられるでしょう。私は男ですから、種の保存という観点から大切なものだからです。
一つ上の従姉がいました。彼女の匂いが臭かったのを思い出します。いつもきれいにしている人で、もちろん風呂などに入っていたでしょうが、「この女性と子孫を作るな。子どもの健康に問題が生じるぞ」という生物学的なサインでしょうね。

そういう、生物学的なことこそが本質的です。
高校生のころ、中庭から、ボ〜ッと女子の水泳をみていました。
「この子たちと、動物園のように同じ檻に入れられたら、それが誰であっても、子どもが出来てしまうな。純愛など嘘っぱちだな。」と思ったことがありました。もっと考えれば、いろいろ考えられたのでしょう。今でも、「インチキな言説を征伐する」ことこそが、インテリの役割りだと思っています。
「なにみているんだ」と、ニヤニヤと担任が近づいてきたので、夢想が中断しました。

2 咳がなくなった。

これは謳い文句通りです。
医科歯科大の禁煙外来では、車いすに酸素をぶら下げている二十代くらいの人が来ていました。人によっては、そうなっても煙草をやめられないのでしょう。

3 時間とカネの節約。

これも大きな問題です。喫煙所を探す手間がなくなりました。前、お話しましたが、1979年版『白い巨塔』(田宮二郎バージョン)では、医学部教授会の席に灰皿が置かれていました。セブンスターは、180円。そういう時代ならよかったのでしょうが。
しかし、五百円以上になっても、吸う人は吸います。携帯と同じ消費の抑圧になっているでしょう。戦前の台湾の阿片漸禁策のような、何らかの制度を考えてもいいでしょうね。

4 復活を懸念します。

禁煙した…と話したら、かなりの数の喫煙者が「オレも、…間、禁煙していた」と教えてくれました。二三日ならともかく、半年や数年です。

中では、学会の幹部のひと方、どえらい人が、咽頭がんで禁煙して復活しているという話を聞きました。この方は、大変な努力家であり、意志は鋼鉄のように強い方です。少なくとも、意志の問題ではないですね。

前科がある人がまた犯罪を犯す累犯者も、判決は「反省もなく」などとボロクソにこき下ろします。あれは、別の観点から考えた方がよさそうですね。
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